スーパーGT第4戦もてぎGT300予選:11号車GAINER GT-Rが今季2度目PP。安田にとっては初のポール奪取
2021年スーパーGT第4戦もてぎの予選では、11号車GAINER TANAX GT-RがGT300クラスのポールポジションを獲得した。
写真:: Masahide Kamio
2021年スーパーGTシリーズ3戦目となる第4戦の公式予選が、7月17日にツインリンクもてぎにおいて行なわれ、GT300クラスは11号車GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)がポールポジションを獲得した。
前日に梅雨明けし一気に真夏の天気になったもてぎ。気温33℃、路面温度45℃で14時15分に始まった公式予選Q1は、参加29台をチームランキングによりA組15台、B組14台と2つに区分した。ここで各組8台ずつが勝ち残ってQ2に進出を決め、Q2進出がならなかった13台はグリッドが確定した。
16台が出走したQ2は、15時8分から10分間行なわれた。残り4分の時点で1分48秒402のタイムでトップに立ったのは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)の山内だったが、直後に52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)の川合が1分48秒254で逆転トップに。しかし同じスープラの244号車たかのこの湯GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)の堤が1分47秒892でトップに躍り出た。
しかし残り2分を切ったセッション終盤に11号車GT-Rの安田が1分47秒737でトップに立ち、これを上回る車両はなくセッションは終了。安田が初めてのポールポジションを獲得した。2位は244号車スープラ、3位は56号車GT-Rだった。
「いつもQ1を担当していたので初めてのポールポジションです。もてぎは得意なコースだしとてもうれしいです。平中さんがQ1でトップタイムをマークしたので自信を持って走ることができました」と安田は初ポールを喜んでいた。
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