スーパーGT、第5戦富士を前に全関係者を対象にPCR検査を実施

シーズン中盤を迎えるスーパーGTは、全チームスタッフや関係者1500人を対象にPCR検査を実施することを決定した。

Starting  Grid

 スーパーGTを運営するGTアソシエイションは全関係者を対象としたPCR検査を第4戦もてぎ後に実施することを発表した。

 これまではサーキットに入場するチーム・ドライバー、大会関係者、メディア全員を対象に14日前からの健康チェックを徹底し、発熱症状がある者に対しては入場禁止措置を取るなどの対応をしてきた。

 それに加えて、6月に開催された FIA世界モータースポーツ評議会にて国際モータースポーツ競技規則として付加され、FIAシリーズの再開に伴い、9月1日に更新された新型コロナウイルスの感染リスクを軽減する行動規則(FIA付則S項)に基づき、10月3日~4日に開催される第5戦を前に、シリーズの全関係者を対象にPCR検査を実施することを明らかにした。

 PCR検査についてはシーズン序盤から検討されてきたが、検査場所や日程が確保でき、検査実施が実現したようだ。

 対象となるのは第5戦に参加予定の全関係者1500名(競技参加ドライバーやチームスタッフが約1000名、関係企業スタッフが約500名)で、メディアについてもピットレーンでの撮影が許可され、各チームに行き来する可能性が高いフォトグラファーも対象になるという。検査実施日は9月14日~16日で、昭和大学病院で行なわれるとのことだ。

 スーパーGTでは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、シーズン開幕前にロードマップとガイドラインを策定し、入場者への事前の問診票、症状確認フォームによる体調管理の徹底以外にも、関係者の移動中や感染リスク低減を考慮した大会日程、開催地の見直しやサーキット入場者数の制限。場内の3密の回避や宿泊先における感染防止対策、公式イベント終了後の感染防止対策を講じるなど、厳格な対応をとっている。

 なお、第4戦もてぎまでは無観客開催が決定しているが、第5戦富士以降については有観客での開催をサーキットと協議中とのこと。こちらも詳細が決定次第、改めてアナウンスされる模様だ。

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