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スーパーGTが改訂カレンダーを発表。富士、鈴鹿、もてぎを中心に”全戦で無観客開催”を想定

新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されていたスーパーGTだが、7月に今季の初戦が行なわれることが決まった。

Super GT official flag

写真:: 吉田知弘

 スーパーGTシリーズを運営するGTアソシエイション(GTA)は、2020シーズンのスケジュールをさらに改訂した最新版を発表。新型コロナウイルスの影響に伴い、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎの3カ所を中心としたスケジュールで全8戦を行なうことを明らかにした。

 4月6日にGTAが発表した暫定のカレンダー案では7月11日~12日に岡山国際サーキットで開幕し、最長で翌年1月までの期間で全8大会をこなすというものだった。しかし、コロナ禍での様々な状況を鑑み、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎの3会場を中心を開催することとなった。

 開幕は7月18日~19日の富士スピードウェイで、全8戦とレース数は変わらず。このうち富士スピードウェイで4レースを開催し、鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎはそれぞれ2回ずつの開催となる。

 海外ラウンドについては今年からマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットが開催される予定だったが、現地情勢等を鑑み、現地プロモーターとの協議の結果、2020年の開催は見合わせることとなった。

 一方、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットについては12月26日~27日に第8戦として開催を目指して調整中ではあるようだが、万が一開催ができなかった時に備えてか、11月28日~29日に富士スピードウェイでの開催も候補に入れて検討されているようだ。

 また、原則として全戦無観客でレースを行なうことを想定していることもGTAから明らかにされた。ただ、今後の状況次第では第5戦以降で観客を入れてのレースも視野に入れて検討しているという。

 公式テストに関しては当初の予定通り6月27日~28日に富士スピードウェイで開催されるが、こちらも無観客で実施される。

2020 スーパーGT 改訂カレンダー(2020年6月4日時点)

第1戦:7月18日~19日 富士スピードウェイ※1
第2戦:8月8日~9日 富士スピードウェイ※1
第3戦:8月22日~23日 鈴鹿サーキット※1
第4戦:9月12日~13日 ツインリンクもてぎ※1
第5戦:10月3日~4日 富士スピードウェイ※2
第6戦:10月24日~25日 鈴鹿サーキット※2
第7戦:11月7日~8日 ツインリンクもてぎ
第8戦:以下の候補で調整中
・12月26日~27日チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)
・11月28日~29日 富士スピードウェイ 

※1=無観客開催
※2=今後の感染状況、社会情勢を踏まえ開催方式を検討

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