スーパーGT、マレーシア・セパン大会との3年契約にサイン。GTA坂東代表が現地で調印式に出席
スーパーGTは、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるマレーシア大会を2027年まで開催する契約にサインした。
マレーシア大会 調印式
写真:: GTA
2025年よりセパン・インターナショナル・サーキットでのマレーシア大会を復活させることとなったスーパーGT。9月9日にはマレーシアのクアラルンプールで、開催契約の調印式が開催された。
スーパーGTは2020年、海外ラウンドをタイとマレーシアの2大会実施する予定となっていたが、コロナ禍により実現せず。それ以降海外大会は実施されていなかったが、プロモーターのGTアソシエイション(GTA)は復活に意欲を見せていた。
そしてこの度、スーパーGTは、マレーシア大会のプロモーターであるハロ スポーツ&エンタテインメント(HALO)と2027年までの3年契約にサイン。調印式にはGTAの坂東正明代表と、HALOのファリザル・ハサン代表が出席し、マレーシア観光芸術文化副大臣のカイルル・フィルダウス・アクバル・カーン氏もその場に立ち会った。
プロモーターのHALOとしては、このマレーシア大会の2日間で少なくとも8万人の集客を目標にしているという。ハサン代表は次のようにコメントした。
サインを行なうHALOハサン代表(左)とGTA坂東代表
写真: GTA
「GTA、チーム、ドライバーが再びマレーシアにやって来ることに全員が一致して同意したことを大変光栄に思います。マレーシアはスーパーGT唯一の海外ラウンドとして、地域だけでなく世界的にも好まれるスポーツ観光の目的地としての確固たる地位という大きな強みを持っています。そのため、マレーシアのレースは地元だけでなく、アジア地域全体、さらにはそれ以外の地域でも大々的に宣伝されることになるでしょう」
そして坂東代表は、可能な限りの衛生管理対策によってコロナ禍の試練を乗り越えた中で迎えるマレーシア大会について、「マレーシアへの海外旅行誘致策の一環として、このスーパーGTセパン大会が少しでもお役に立てるよう、これから様々な催し物企画を進めてまいります」と意気込んだ。
2025年のスーパーGTマレーシア大会は、シリーズ第3戦として6月27日、28日に開催予定。土曜決勝のスケジュールとなっており、GTAとしてはナイトレースでの開催を視野に入れている。
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