平中克幸、13年シーズン過ごしたGAINERからの卒業を発表「失っていた自信を取り戻させてくれたチーム」
平中克幸は、2021年シーズンをもってGAINERから卒業することとなった。
スーパーGTのGT300クラスに参戦するGAINERは12月1日付で「2021 AUTOBACS SUPER GT 参戦を終えてのご報告」と題したリリースを発表。その中で、13シーズン在籍した平中克幸がチームから卒業することが明らかにされた。
平中は2000年代前半、トヨタの育成ドライバーとしてヨーロッパでレース修行。トヨタF1のテスト走行も経験した。帰国後はフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)やスーパーGTで活躍、スーパーGTでは2009年からGAINERに加入し、以来チームを引っ張ってきた。今季も安田裕信と11号車GAINER TANAX GT-Rをドライブし、最終戦までタイトル争いに加わり最終的なランキングは7位だった。
これでGAINERは、スーパーGT引退の星野一樹に続き、ふたりのドライバーがチームから離れることとなった。しかしリリースによると、2台体制は継続されるとのことだ。また、オンラインでのファン感謝祭の開催も検討されており、「その時は4人揃って皆様の前に最後のGAINERのスーツでお目見えしようと考えております。告知までもうしばらくお待ち下さい」としている。
平中は自身のSNSを更新し、改めてGAINER卒業を報告。GAINERは“自信”を取り戻させてくれたチームだと語った。
「チームより発表がありましたが、今年度をもってGAINERを卒業する事となりました」
「2009年のチーム加入当時に失っていた『自信』を取り戻させてくれたのもGAINERでした。この12年間、本当に沢山の事を学ばせて頂き、レーシングドライバー平中克幸を育てて頂きました。本当に有難う御座いました」
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