ジェンソン・バトン、2度の公式テストを終え「ロングランは良いけど、一発の速さが足りない」

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ジェンソン・バトン、2度の公式テストを終え「ロングランは良いけど、一発の速さが足りない」
執筆:
2019/04/02 11:27

今年もスーパーGT(GT500クラス)に参戦する#1 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンが、ここまでの公式テストでの手応えやマシンの仕上がり具合などを語った。

 スーパーGT参戦2年目を迎える元F1王者のジェンソン・バトン(#1 RAYBRIG NSX-GT)は、2019シーズンに向けたプレシーズンテストを振り返り、もう少し改善が必要だと語った。

 今年も山本尚貴とともにカーナンバー1をつけたRAYBRIG NSX-GTに乗るバトン。マシンの乗り方を含めスーパーGTでの戦い方をひと通り経験し、より1号車のパフォーマンスアップを考えることに集中できると、シーズンオフのテストも積極的に臨んでいた。

 しかし、岡山公式テストでは不安定な天候と、GT300クラスとの混走もあり、十分な速さを発揮できず。今回の富士公式テストでもなかなか上位に顔を出す場面が少なかった。

 2回の公式テストを終えたバトンは、少なからず課題があるということを明らかにした。

「メーカーテストの段階ではベストな状態に仕上がっていて、それで岡山公式テストに臨んだ。だけど、トラフィックが多かったし、天候にも左右されてテストを順調にこなすことができなかった」

「その中でもたくさんの情報を得ることができた。もちろん、ポジションについては納得できるものではなかったし、クルマのフィーリングでも改善しなければいけないところがあった。それを解決して開幕を迎えたい。岡山ラウンドはウェイトハンデは関係ないから、そこでまずは良いレースをしたい」

「(富士テストでも)12号車だけでなく6号車もそうだし、ライバルたちがけっこう速いなという印象だった。もちろん予選での一発の速さは重要だけど、それ以上にレース中のロングランペースの方が重要だ。特に富士スピードウェイでの2戦は両方とも長距離レースだから、レースペースは非常に重要になる」

「それに関しては良さそうなチームもあったけど、僕たちだってペースは悪くない。ただショートランに関しては、テストで良いパフォーマンスを見せることができなかった」

「ここまで、正直満足のいくテスト内容ではなかったし、まだまだ課題はあるけど、チームのみんなと協力して開幕戦に向けて少しでもパフォーマンスを改善できるようにしたい」

 そう語ったバトン。今季はチャンピオンを防衛するシーズンになるのだが、そこに関しては特に意識していない様子で、2019年という新しいシーズンをどう戦って、現状ある課題をどうクリアするか? という部分に集中していた。

「チャンピオンになったからといって、特に何も変わらない。スーパーGTは誰にでも勝つチャンスがあるレースだし、こうしてテストで全員の本当のパフォーマンスがわからないところが、スーパーGTの面白いところだ。それが開幕戦で明らかになるだろうから楽しみではある。ここまでのテストを見ているとダンロップ勢が速かったし、ロングランではヨコハマタイヤ勢も良かった」

「今シーズンを力強く戦うには、もっと進歩が必要だけど、開幕戦では何が起こるかわからない。コンディションも公式テストの時と違うだろうから、少しでも良い方向にいってくれることを期待している」

「最終的に開幕したら(ロングランペースでは)各車の差はほとんどないかもしれない。でも、僕たちは一発の速さをもう少し見つけなければいけない」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 公式テスト 富士
ドライバー ジェンソン バトン 発売中
執筆者 吉田知弘
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