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2位表彰台でランク首位浮上、14号車WAKO’S 大嶋&坪井「あとは予選ペースの改善が課題」

2020スーパーGT第5戦。GT500クラスで2位に入った#14 WAKO’S 4CR GR Supraが2位に入り、大嶋和也/坪井翔組がランキング首位に浮上した。

#14 WAKO'S 4CR GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 富士スピードウェイで行なわれた2020スーパーGT第5戦。怒涛の追い上げでGT500クラス2位表彰台を獲得した#14 WAKO’S 4CR GR Supraの大嶋和也と坪井翔は、予選パフォーマンスの改善がチャンピオン獲得に向けた課題だと語った。

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 今回は64kgのウエイトハンデを背負い、燃料リストリクター制限(ステージ1)もかかった状態の中での戦いとなった14号車。予選ではQ1を突破することができず12番手からのスタートとなったが、レースを通して着々と順位を上げていった。特に後半スティントの坪井が終盤の激しい2番手争いを制し、今季ベストリザルトとなる2位表彰台を獲得した。

 これで合計47ポイントとなり、大嶋/坪井組がランキング首位に浮上。今回のレースを振り返った大嶋は予想以上の結果だったと語った。

「予選で苦戦してしまったんですけど、決勝ではかなりタイヤに優しいクルマのバランスではあったので、決勝に向けてはけっこう追い上げられると思っていましたが、思った以上(の結果)で良かったです」

「今回は燃料リストリクターも入って積載ウエイトもけっこう積んでいた状態だったので、けっこう辛いかなと思ったんですけど、決勝になったらタイヤのマネジメントとかができたので、非常に良いレースでした」

 今シーズンは開幕戦からコンスタントにポイントを獲得し、これで今季3戦目となる表彰台を獲得したのだが、大嶋によるとまだまだ改善しなければいけない部分があるという。

「決勝で追い上げられているということは、予選で良くないということなので、そこは今後の課題ですね。もうちょっと頑張らないといけないですね」

 予選でのパフォーマンス改善については坪井も同意見の様子だった。今回のレースでは予想以上の結果を得られて笑みをみせたものの、残り3大会での予選ペースの課題が急務だと語った。

「今回は予選でもう少し前に並べていれば勝てたかもしれません。予選のパフォーマンスに関しては毎戦課題が残る結果となってしまっていて、今回もそれを改善できませんでした。ちょっと悔しい思いもありますし、次戦に向けて見つめ直さなければいけない課題だと思います」

「ただ、決勝ペースはどこのサーキットでもすごく良いのは分かっていましたし、富士は追い抜きができるサーキットなので、諦めずに戦えば良い結果になると思っていました。結果的にそれはうまく行って、大嶋選手のスティントも速かったですし、ピット作業も素晴らしかったです。結果的に僕も4台くらい抜くことができたので、非常に内容の良いレースでした。これでランキングトップに上がれたので、良かったのかなと思います」

 残り3レースでランキング首位に浮上した大嶋と坪井だが、チャンピオン獲得のことについては、そこまで強く意識していないようだ。

「まだまだじゃないですか。ひとつでも落とせば逆転されてしまうポイント差なので、そこは油断せずに僕たちの改善すべき点をしっかりとやっていきたいと思います」(大嶋)

「意識するのはまだ早いと思うんですけど、こうしてランキングトップに立てたというのはすごく良いことだと思いますし、流れはかなり来ています。予選のパフォーマンスさえ改善できれば、チャンピオンに向けて良い走りができると思います。そこを意識して改善していきたいと思います」(坪井)

 次回の舞台は今月末の鈴鹿サーキットとなるのだが、実は今季予選で苦戦している14号車が4番グリッドを獲得したのが第3戦の鈴鹿だった。大嶋はその経験を活かしていきたいと意気込みを披露した。

「前回(第3戦)はタイヤ交換のトラブルで順位を落としてしまいましたけど、それまでは(その時の)ウエイトハンデを考えたら一番速いんじゃないかと思えるようなペースで走れていました。ただ、燃料リストリクターがステージ3に入って、ほぼフルウエイトみたいな感じになると思うので、予選はまたダメでしょうけど、決勝でしっかり追い上げられるようにしっかり戦いたいです」

 一方の坪井は、次回のレースがチャンピオン争いの行方を左右する可能性も大きい1戦だと語り、ウエイトハンデが重い上位ランカーの中で一番のパフォーマンスを出せるようにしたいと、早くも次戦を見据えていた。

「(チャンピオン争いを考えると)次の1戦が本当に重要になると思います。鈴鹿に関しては前回(第3戦)では高いパフォーマンスで予選を走ることができて、唯一鈴鹿だけ予選のポジションが良かったです。そういったデータをもとにすれば、ウエイトが重い組の中で前にいけると思います。そのポジションを予選でとれるかどうかが大事ですし、決勝に関しては僕たちのペースは過去のレースを考えても力強いものがあります。そこは心配なくレースができれば、自然と結果は出てくると思います。次の1戦はすごく集中していく必要があるのかなと思います」

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