スーパーGT 第8戦:もてぎ

あの“マールボロ・マクラーレン”よりはるかに長い43年のスポンサーシップに幕。IMPUL星野一義総監督「カルソニックは俺の人生そのもの」

TEAM IMPULの星野一義総監督は、長きに渡るスポンサーシップが終了することになるマレリへの感謝を述べ、「カルソニックは俺の人生そのもの」だと語った。

皆越 和也

公開日時: 2024/12/22 1:11

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Kazuki Hiramine, Bertrand Baguette, Kazuyoshi Hoshino, Kazuki Hoshino, #12 カルソニック IMPUL Z

写真:: Masahide Kamio

 マレリがTEAM IMPULとのスポンサー契約を2025年2月に満了することとなり、スーパーGT最終戦鈴鹿がラストランとなった。

 マレリの前身となる日本ラヂヱーターが、1982年にスーパーシルエットのS110型シルビア ターボにスポンサードをしたのが始まり。以降、カルソニックと社名を変更後は”カルソニックブルー”をまとい、星野一義選手(当時)とチームをバックアップして来た。その後もカルソニックカンセイ、マレリと社名を変えながらも43年間にわたりTEAM IMPULとタッグを組んだ。最後のレースを前にした予選日に星野一義総監督を訪ねた。

「もうもちろん43年間、感謝しかないよ。マクラーレンへのマールボロ(1974〜96年)よりも長いわけで、ここまで本当に長く応援してもらった。経営陣が変わっても継続してもらったし、森谷(弘史)会長(当時、現マレリホールディングス取締役)には感謝だね」

写真: Ercole Colombo

「カルソニックは俺の人生そのものだよ。あの青いカラーでIMPULだ、星野だというのが分かったからね」

「長く応援してもらったけれど、グループAなどでそれなりの結果は出して来たから続いて来たと思うよ。GTでも何度もタイトル争いに加わって一昨年にはチャンピオンを獲得できた。あれで少しは恩返しができたと思ったよ」

「『まだ星野が先頭に立ってやれ』って言う先輩ドライバーもいるけれど、その考え方は古いと思う。もう監督は一樹なんだし、表には出ずに裏でおとなしくしてるよ。厳しく言っても今の若いスタッフたちには逆効果だろうしね」

「最後のレースだけど、やっぱり最終戦までタイトル争いに残れるような状況じゃないとね。今日のプラクティスでも不調だけど、何とかいいレースをお見せしたいね。レースに感謝、カルソニックに感謝だよ!」

写真: Motorsport.com Japan

 そう語っていた星野総監督。予選はGT500最後尾の15番手ながら、決勝ではベルトラン・バゲット、平峰一貴とつなぎ12台抜きの3位表彰台を獲得。表彰台の下で表彰式を見守る星野総監督は「いや〜最後のレースでありがたいね。何かIMPULらしいとかいろいろ言われるけれど、胸の内は苦しかったよ。これをひとつずつステップアップして、来年はトヨタ、ホンダをひっくり返すぞって新たな気持ちで戦うよ。応援ありがとうございました」と少しホッとした表情を見せた。

 最後尾スタートながら終盤にシケインで3位に浮上し表彰台を獲得した平峰は次のようにコメントした。

「いいレースだったと思います。マレリさんにも感謝の気持ちを込めて最後は攻め抜きたかったし。2020年にGT500に上がってカルソニック/マレリは僕を大きく育ててくれた大きなスポンサーのひとつですし、これからも絆はつながっていくと思います。ファンの皆さんの思いもあってここまで続けて来られたと思いますし、時代の流れの締めになるのかなと」

「ただこの”全開魂”とか”星野イズム”というのは、パートナーシップが終わっても続いていくと思うので、僕も受け継いで戦っていきたいと思います。一昨年のタイトル獲得があったからこそ、僕らは頑張ることができましたし、これからも頑張ります」と語った平峰。気持ちは既に来季に向いているようだった。

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 グッドスマイルレーシング、2025年もスーパーGTは不変の体制。小林可夢偉を加えて鈴鹿1000kmとスパ24時間にも参戦へ

次の記事 4度のGT500王者はこれだけやってる! 長年の蜜月ミシュランが知るロニー・クインタレッリの超ストイックエピソード

More from

皆越 和也



オートポリス、コースに熊本地震の被害なし……地震後初のレースも先週末無事開催。花火大会とスーパーGTが復興支援イベントに

General

General

6 日前

オートポリス、コースに熊本地震の被害なし……地震後初のレースも先週末無事開催。花火大会とスーパーGTが復興支援イベントに



上位勢にトラブルとアクシデント。TKRI松永建設AMG GT3が2勝目|スーパー耐久第5戦オートポリス

スーパー耐久

スーパー耐久

20 日前

上位勢にトラブルとアクシデント。TKRI松永建設AMG GT3が2勝目|スーパー耐久第5戦オートポリス



微妙な雨にも動じず。TKRI松永建設AMG GT3が連覇|スーパー耐久富士24時間

スーパー耐久

スーパー耐久

2 ヵ月前

微妙な雨にも動じず。TKRI松永建設AMG GT3が連覇|スーパー耐久富士24時間

最新ニュース



角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ

F1

F1 F1

オランダGP

6 時間前

角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ



SF優勝&F1テストで再び脚光……福住仁嶺はなぜ“天才”と呼ばれるのか。中堅チームを上位に押し上げるスムーズで引き出しの多いドライビング

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

7 時間前

SF優勝&F1テストで再び脚光……福住仁嶺はなぜ“天才”と呼ばれるのか。中堅チームを上位に押し上げるスムーズで引き出しの多いドライビング



チームメイトを勝たせるため、狭いコースで鬼ブロックの応酬……フォーミュラE最終戦での“チームプレー”はやりすぎだったのか?

フォーミュラE

FE フォーミュラE

ロンドンE-Prix レース2

8 時間前

チームメイトを勝たせるため、狭いコースで鬼ブロックの応酬……フォーミュラE最終戦での“チームプレー”はやりすぎだったのか?



seven x seven、スーパーGT今季残りレースで藤波清斗に代わり渡会太一を起用へ。「来季以降を見据えた決断」とハーヴィー監督

スーパーGT

SGT スーパーGT

9 時間前

seven x seven、スーパーGT今季残りレースで藤波清斗に代わり渡会太一を起用へ。「来季以降を見据えた決断」とハーヴィー監督

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録