「目標は初優勝!」2列目獲得のマーデンボローが自信。課題はスタートの接触?
スーパーGT第5戦富士の予選で4番手となった#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R。ドライバーのヤン・マーデンボローはキャリア初優勝を狙っていけると、決勝レースに向けて自信を見せた。
写真:: Masahide Kamio
富士スピードウェイで行なわれている2020スーパーGTの第5戦。その予選で#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rは4番グリッドを獲得した。
予選はQ1を高星明誠が、Q2をヤン・マーデンボローが担当。Q1では高星の手によって3番手で通過。Q2でステアリングを握ったマーデンボローはポールポジションを獲得した8号車ARTA NSX-GTから0.679秒差で4番グリッドを獲得した。
予選後に取材に答えたマーデンボローは、マシンは第3戦から改善されており、ロングランのペースは決勝で優勝を争うに足るものだと、初優勝に向けた自信を示した。
「僕らのクルマは第3戦から改善してきていて、単に予選とレースで運がなく、パフォーマンスを披露する機会がなかっただけなんだ」
マーデンボローはそう語った。彼のQ2出走は昨年の開幕戦岡山ラウンド以来のものでもある。
なお24号車はこれまでのレースでポイントをあまり獲得できていなかったことで、ウェイトハンデの面では、2番目に軽いクルマとなっている。
「公式練習の段階から、クルマは強かったし、一貫性があった。Q1で(高星が)Q2に通過できるタイムを出してくれて、僕にプレッシャーをかけてくれた。そして僕は4番手に入ることができた。セカンドロウにつけたのは良いことだし、自分たちのパフォーマンスを示せたことがとても嬉しい」
「クルマは開幕戦や第2戦でのものとは完全に別物だ。完全に新しいクルマでここに戻ってきたようだ」
翌日の決勝レースに向けた目標について訊かれると彼は「レースで勝つことだ! 僕は達成可能だと思っている。良いスピードがあるし、それができない理由はない」と自信を見せた。
「ただクリーンで接触のない良いスタートを確実にしたい。ここ2戦では良いストラテジーでも接触があったからね。そうすれば、僕らは優勝を争うことができる」
またマーデンボローは予選でポールポジションには届かなかったとしても、2番手を獲ることも可能だったと考えているようだ。
「僕らはポールポジションに向けては十分ではなかった。純粋なグリップではブリヂストンと勝負にならないんだ」
「でも日産勢でトップの2番手になることは可能だったと思う」
「マシンの挙動についてはチームと話し合うことがいくつかある。特にセクター3だ。そういった点で、僕らは限界までタイムを削れなかったんだ」
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