TEAM MUGEN、タイヤサプライヤーをヨコハマからダンロップに変更か?
TEAM Red Bull MUGENはスーパーGTの2021年シーズンに向け、タイヤサプライヤーをダンロップに変更するようだ。
#16 RedBull MOTUL MUGEN NSX-GT
Masahide Kamio
スーパーGTのGT500に参戦するTEAM MUGENは昨年までヨコハマタイヤを使用してきたが、motorsport.comの調べによると2021年シーズンからダンロップタイヤにスイッチするという噂がある。
2017年にGT500に復帰して以来、一貫してヨコハマタイヤを使用していたTEAM MUGEN。昨年は笹原右京と武藤英紀を擁し、第4戦もてぎでは復帰後初の表彰台を獲得するなど躍進のシーズンとなっていた。2021年は笹原が残留し、大湯都史樹がステップアップ。若手コンビで新たなシーズンに挑む。
そんな彼らは今季からダンロップとパートナーシップを組むという噂がある。岡山国際サーキットで行なわれているテストで走行するTEAM MUGENのマシンは、サイドウォールにメーカーロゴがないタイヤを装着しており、さらにダンロップのウエアを着たスタッフがTEAM MUGENと仕事している模様がSNSで発信されている。そういう意味でも、この噂の信憑性は高そうだ。
ダンロップは昨年ナカジマレーシングの1チームのみにタイヤを供給していたが、もしそのパートナーシップが実現すれば、2010年以来の2チーム体制に拡充されることになる。
一方のヨコハマは昨年に引き続きTEAM WedsSport BANDOHとKONDO RACINGにタイヤを供給する予定。2チーム供給となれば、2016年以来の小規模体制となる。
■岡山でGT500車両がテスト走行
現在岡山国際サーキットでは、スーパーGT参戦車両によるテスト走行が行なわれており、2月3日にはGT500クラスを戦う12台のマシンが参加した。ホンダ勢、トヨタ勢は全チームが参加し、日産勢はTEAM IMPULのみが参加している。
REAL RACINGはベルトラン・バケットがついにチームに合流。彼は先月行なわれた富士スピードウェイのテストを入国後の検疫のために欠席していたが、岡山で2021年初走行を迎えた。
一方、昨年12月に髄膜炎を発症していたTEAM KUNIMITSUの牧野任祐は今回もマシンをドライブしておらず、今季は37号車TGR TEAM KeePer TOM’Sをドライブするサッシャ・フェネストラズも欠席した。
なお、岡山国際サーキットでは2月2日までヨコハマタイヤ、ダンロップタイヤを使用するGT300クラスのチームが走行を行なった。この中には先日本山哲の起用を発表して話題となったTeam LeMans with MOTOYAMA Racingや、未だ全貌が明らかとなっていない新型BRZの姿もあった。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments