スーパーGT 第6戦:SUGO

スーパーGT第6戦SUGOでクラッシュの山本尚貴、治療のため今季残りレースを欠場へ。精密検査の結果「外傷性環軸椎亜脱臼」「中心性脊髄損傷」と診断

スーパーGT第6戦SUGOで大事故に見舞われた100号車STANLEY NSX-GTの山本尚貴は、怪我の治療に専念するため、今季の残りのレースを欠場することとなった。

山本尚貴, #100 STANLEY NSX-GT

 100号車STANLEY NSX-GTに乗る山本尚貴が大クラッシュに見舞われたスーパーGT第6戦SUGO。決勝レースから9日が経過した9月26日、TEAM KUNIMITSUはリリースを発表し、山本が今シーズンいっぱいは治療に専念することを発表した。

 山本は第6戦SUGOのレース中盤、最終コーナー立ち上がりでピットレーンに入ろうとするGT300クラス車両と交錯。コントロールを失ってアウト側のガードレールに衝突し、マシンは大破した。

 事故直後、マシンから救出された山本は意識があり、会話もできていることが確認されていたが、首の痛みを訴えているということで、ドクターヘリにより仙台市内の病院に搬送された。そしてその後、精密検査のため別の病院で入院していた。

 そして今回チームが明らかにしたところによると、精密検査の結果、山本は「外傷性環軸椎亜脱臼」及び「中心性脊髄損傷」があると診断されたという。

 環軸椎亜脱臼は、第1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)がずれて不安定になった状態。一方中心性頸髄損傷は、頸部の急な反り返りにより頸随の中心部が損傷を受けた状態のこと。現在は復帰に向けて精査治療入院を継続中とのことで、山本は治療に専念するため、10月の第7戦オートポリス、第8戦もてぎを欠場するという。

 なお、上記2レースでの代役は木村偉織が務めることとなる。木村は8月の第4戦富士で、鎖骨骨折を抱えた大湯都史樹のバックアップとして8号車ARTA MUGEN NSX-GTの第3ドライバーに登録され、GT500マシンにも初めて乗り込んだが、予選・決勝には出走していない。

 今回のリリースにおいて、TEAM KUNIMITSUの小島一浩監督は次のようにコメントを寄せた。

「今回の件に関しまして関係者の皆様、応援いただいているファンの皆様に多大なるご心配をおかけしております。また、ご尽力いただきました皆様に御礼申し上げます」

「本人も苦渋の決断だったと思います。あとは彼が元気に復活して私たちのマシンをドライブすることを待つのみです。その為にできる限りのサポートをしていきたいと考えております」

「彼が今シーズン欠場している間、木村偉織選手に出場をお願いしています。我々は牧野選手のシリーズタイトル奪還を目標に全力で戦いますので引き続きよろしくお願い申し上げます」

山本の欠場により、牧野のみドライバーズタイトルのチャンスが残される

山本の欠場により、牧野のみドライバーズタイトルのチャンスが残される

Photo by: Masahide Kamio

 なおスーパーフォーミュラで山本を起用しているTCS NAKAJIMA RACINGも、最終戦(10月28〜29日:鈴鹿)のドライバー変更を発表。山本に変わって大津弘樹がステアリングを握ることになった。

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