もてぎ戦で挽回を狙う8号車ARTAの福住仁嶺「少しでもポイントを持ち帰ることを意識していく」
今週末に行なわれる2020スーパーGT第4戦を前に#8 ARTA NSX-GTの福住仁嶺が意気込みを語った。
写真:: Masahide Kamio
序盤3戦は思うように結果を残すことができなかった#8 ARTA NSX-GTの福住仁嶺は、今週末の第4戦でしっかりとポイントを持ち帰ることに集中したいと語った。
昨年、GT300クラスでシリーズチャンピオンに輝いた福住は、今季GT500クラスにステップアップし野尻智紀のパートナーとして8号車に加入。富士スピードウェイで行なわれた開幕戦と第2戦では予選で速さをみせるも、決勝ではなかなか歯車が噛み合わず下位に沈んだ。第3戦鈴鹿でも表彰台獲得のチャンスがあったが、福住のスティントで他者に追突してしまうアクシデントがありリタイアという結果に終わった。
ここまでの3レースを振り返った福住は、良くない流れにあることを認めつつも、今週末のもてぎで悪い流れを断ち切りたいと語った。
「これまでスピードがある週末(レース)もあったんですけど、その中でポイントを獲ることができませんでした。鈴鹿に関してはセーフティカーとかでうまくチャンスを掴んで上位まで上がって来たところで、僕のミスであのような形でリタイアすることになってしまいました」
「自分としてもすごく落ち込みましたし、チームとしてもポイントを持ち帰ることができないレースが続いているというのは、正直よくない傾向ではあるかもしれません。GTではどのレースでも着実にポイントをとるのが重要なので、そういう流れをもてぎで断ち切りたいなと思っています」
そう語った福住。すでにGT500首位の#36 au TOM’S GR Supraの関口雄飛/サッシャ・フェネストラズは41ポイントを獲得し82kgのウエイトハンデを積むことになっている一方で、8号車は4kgと軽いハンデで今週末のレースに臨むことができる。一見すると、ウエイトハンデの差で有利になりそうなのだが、福住は楽観視している様子は全くなかった。
「そこをあまり考えないようにしないといけないなと正直思っています。実際にウエイトが重いチームでもポテンシャルを見せていますし、17号車も富士で勝って(ウエイトハンデが重かった)鈴鹿の予選でのポテンシャルが良かったです。ポイントを獲れる時に獲るのがすごく重要なんだなと痛感しましたし、僕自身も、それを意識しながらレースしたいです」
「雨のレースになると重量のハンデの差が多少なくなると思っています。そういうこと考えるとドライでレースができればなと思っています。どのコンディションでも強いレースができるように、チームと色々考えていかないといけないなと思っています」
なんとか序盤3戦の遅れを取り返したいところではあるが、まずはポイントを確実に獲得していくことを意識していきたいと、気を引き締めていた。
「今回は少しでもポイントをしっかりと持ち帰ることができるように、焦らずみんなと頑張りたいなと思います」
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