国内レース技術を新型コロナ対策へ! 日産/ニスモが医療用フェイスシールドを開発
国内モータースポーツの技術が新型コロナウイルス対策へ……。スーパーGTに参戦する日産/ニスモが医療用フェイスシールドを開発し、医療現場への提供を開始した。
#230 NISMO test car
Masahide Kamio
日産自動車株式会社および、同社のモータースポーツ活動を担うニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)は、医療用のフェイスシールドを製作し、新型コロナウイルスの対応でひっ迫した状況が続く医療現場を支援するべく同製品の提供を開始することを明らかにした。
これは日産が新型コロナウイルスの感染拡大への対策の一環として打ち出したもの。主に同社の車両をベースとしたレーシングカーやパーツの製造を主に手がけるニスモと共同で、現在も世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルスに立ち向かう医療現場への支援に乗り出し、国内の医療現場で働く方たちが使用する「医療用フェイスシールド」を開発した。
まずはニスモがレーシングカーのパーツ製作にも使用している3Dプリンターを活用しフレームを製作すると、それを受け取った日産自動車がフェイスシールドを取り付け、国内の医療現場へ提供することとなった。
新型コロナウイルスの脅威は拡大を続ける一方で、4月17日時点では同ウイルスの感染者は世界で合計210万人を突破。日本国内でも感染者数が1万人を超えようとしており、医療崩壊の問題が世界中で叫ばれている。
ヨーロッパではF1チームを始め、持てる技術で医療支援を開始しているが、その動きが日本でもついに始まることとなった。
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