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【スーパーGT】日産陣営、得意のオートポリスでタイトル戦線に生き残れるか?

2021年スーパーGTのタイトル争いで、ライバルに大きな点差をつけられてしまった日産陣営。しかし松村基宏総監督は、第6戦オートポリスの成績次第ではまだ陣営にチャンスがあると考えている。

#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R

写真:: Masahide Kamio

 2021年のスーパーGTは8戦中5戦が終了。GT500クラスでは1号車STANLEY NSX-GTがタイトル争いを優位に進めているが、日産陣営も逆転を諦めてはいない。

 1号車は第4戦もてぎで優勝、第5戦SUGOで2位を記録するなど、ここまで55ポイントを獲得。ライバルに対して大きな差をつけている。なお牧野任祐が開幕戦を欠場した関係で、ドライバーズポイント上では山本尚貴が55ポイントでトップ、牧野が52ポイントで2番手となっている。

 日産陣営も第5戦SUGOを前にした段階では、3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの平手晃平と千代勝正が28ポイントを獲得し、選手権リーダーの山本と12ポイント差に迫っていた。しかし、3号車は迎えたSUGO戦で上位争いを展開しながらも、エンジントラブルに見舞われリタイア。山本が2位に入って15点を加算したため、平手&千代組は首位と27ポイント差のランキング7番手まで後退した。

 3号車を襲ったトラブルについて、日産系チームの総監督である松村基宏氏はmotorsport.comにこう語った。

「エンジンのマイナートラブルでした。大きなトラブルではありませんでしたが、リスクを冒したくはなかったので、リタイアすることを決めました」

「ハードウェアに問題はありませんでしたが、制御面で安定したデータが得られなかったんです。調査の必要がありますが(今後)大きな問題にはならないと思います。それにしても残念な結果となりました」

 また第3戦鈴鹿のウィナーである23号車MOTUL AUTECH GT-Rは、決勝レースを前にエンジンを載せ替えることを決断。23号車は第2戦富士でエンジンブローに見舞われていたこともあって早々に2基目のエンジンを投入しており、今回が3基目に。これは年間の使用制限をオーバーするため、決勝で5秒のペナルティストップを余儀なくされた。

 荒れたレースとなったこともあり、23号車は結果的に7位に入って4ポイントを持ち帰ることに成功した。松村総監督はこの結果が「ラッキー」だったとしつつも、23号車のパフォーマンスは比較的安定していたと評価した。

「タイヤとのマッチングは完璧ではありませんでしたが、ラップタイムはそれほど悪くありませんでした。(ペナルティを受けながらも)同一周回でフィニッシュできたことは心強いですし、ここから得られたデータは次のオートポリス戦に向けて非常に役立つと思います」

 前述の通り、現在のドライバーズランキングでは山本が55ポイントでトップ。日産陣営は3号車の平手&千代、そして今回のSUGO戦を制した12号車カルソニック IMPUL GT-Rの平峰一貴と松下信治がいずれも28ポイントとなっており、23号車の松田次生、ロニー・クインタレッリは26ポイントとなっている。日産陣営がタイトル戦線に生き残るためには、第6戦オートポリスでの好成績が必須となってくるだろう。

 幸いにも、オートポリスはダウンフォース量が重要となるサーキットのため、GT-Rにとっては得意なサーキットと言える。松村総監督は2年ぶりのオートポリスに向けた自信が「50%」だとしながらも、まだ日産陣営にはタイトルを争うチャンスがあるはずだと語った。

「2014年に表彰台を独占したりと、基本的にGT-Rはオートポリスとの相性が良いです」

「しかし2年ぶりのレースとなるので、色々と分からない部分もあります。だから自信は50%といったところです」

「もしGT-Rが得意とするオートポリスで結果を残すことができれば、まだ(タイトルを争う)チャンスはあると思っています。オートポリスでの結果に注目したいと思います」

 

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