55号車ARTA NSX GT3、エンジントラブルで予選出走できず。大湯「最後尾から追い上げる」
2020スーパーGT第8戦富士では、GT300クラスでチャンピオン争いに絡む#55 ARTA NSX GT3が、公式練習でエンジントラブルに見舞われてしまい、予選出走が叶わず。彼らは最後尾から追い上げのレースに挑むことになりそうだ。
#55 ARTA NSX GT3
Masahide Kamio
富士スピードウェイで行なわれている2020スーパーGT第8戦。GT300クラスの#55 ARTA NSX GT3は、朝の公式練習でエンジントラブルが発生してしまうと、その修復が間に合わず、予選出走が叶わなかった。そのため明日は最後尾からスタートすることになりそうだ。
今回も大湯都史樹と松下信治のコンビで臨む55号車。公式練習の走り出しは大湯が担当していたが、ウォームアップを終えて本格的にペースを上げようとしたところでエンジントラブルが発生。公式練習の大半に渡ってガレージ内で修復作業を強いられることとなってしまった。結局、55号車はエンジン交換をすることとなり、午後の予選は出走せず。夜になっても決勝に向けた作業が続いている。
「メカニックの皆さんも一生懸命修復してくれたんですけど、公式練習の終了までには間に合いませんでした。その後に何が原因でトラブルが起きたのかを探っていったら、致命的なトラブルが見つかってしまって、エンジンを載せ替えをしなければいけないという状況になってしまいました」
そう語った大湯。彼自身は第7戦を終了してランキング6番手つけており、逆転でのチャンピオン獲得の可能性も残していたが、予選を走れなかったことで、明日の決勝は嘆願書が受理されれば最後尾からスタートすることとなる。
予選に参加できなかったことについては悔しい表情をみせた大湯だが、決勝では優勝するつもりで追い上げていくと意気込みをみせた。
「僕も予選をやるまではポールポジションを獲って1ポイントでも多く稼ぐつもりでいました。そこは非常に残念ではあります。でも、まだチャンピオンシップを狙えなくなったわけではないので、30位から優勝を目指してゴボウ抜きできるようにしたいです」
「松下選手も前回のレースを経験してクルマに慣れてくれたと思います。ただ、この富士とクルマとの相性はまだ分かっていないところもあると思うので、そこはウォームアップで走ってもらえれば対応してもらえると思います。ふたりでどんどん追い上げていければなと思います」
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