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悔しい3位表彰台……8号車ARTA野尻「何が原因か見つけなければいけない」

富士スピードウェイで行なわれた2020スーパーGT第5戦。GT500クラス3位となった野尻智紀と福住仁嶺だが、ともに悔しい表情を見せた。

#8 ARTA NSX-GT

#8 ARTA NSX-GT

Masahide Kamio

 2020スーパーGT第5戦富士でGT500クラス3位表彰台を獲得した#8 ARTA NSX-GTだが、ドライバーの野尻智紀と福住仁嶺は、さらなる改善が必要だと語った。

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 今季2度目となるポールポジションを勝ち取った8号車。1周目に#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rの先行を許すものの、13周目に抜き返してトップのまま26周目に前半スティントを終えた。そこで福住から野尻に交代したのだが、アウトラップで思うようにペースが上がらず、4番手までポジションを落としてしまうことになる。後半は徐々にペースを取り戻してポジションを回復し3位でフィニッシュ。今季初表彰台を獲得したが、表彰台でのふたりには、ほとんどと言っていいほど笑顔はなかった。

「今シーズンはハッキリいってうまくいっていない中、久しぶりの完走で3位表彰台ですけど……正直、嬉しくないというか満足していないです。悔しい気持ちの方が大きいです」

 そう語った福住は、目標としていた優勝に手が届かず悔しい表情をみせた。

 今回のレースの流れを大きく変えてしまったのが、ピットアウト後に順位を落としてしまった場面。それについて野尻は、次のように説明した。

「かなりタイムロスしました。ただ、相当遅かったので何か(原因を)見つけなければいけません。基本的に僕たちは、他のクルマと比べて柔らかい側のタイヤでないとグリップを出せなかったりする傾向がありました。温まりがあまり良くないから、硬いタイヤを使えないというところもあると思います。今回は想像以上に良くなかった感じはします」

「何が起きているのか正直分からないくらい、周りのウォームアップがやけに速かったです。前回の富士のこと(第2戦でスピンしたこと)を言う人もいますけど、そういった問題じゃないくらいの遅さでした。何か見つけないといけないかなと思います」

 タイヤのウォームアップについては、前半の走行を担当した福住も課題だと語っていた。

「一番不安だったのはスタート時のウォームアップの差でした。やっぱりヨコハマタイヤ(24号車)の方がちょっと良くて、僕たちはセットアップ的にそうなのかもしれないですけど、温まりがあまり良くなくて24号車に前に出られました」

「でも、あまり焦っても良くないなと思って、落ち着いていきました。レースが長いというのは分かっていたので、チャンスを逃さないように走って、GT300と混走になった時にチャンスがきて、トップに戻ることができました」

 ただ、8号車はタイヤのウォームアップだけではなく、決勝でのレースペースも課題と捉えている模様。これについてもふたりのドライバーからも“改善が必要”という声が聞かれた。

「決勝のペースも良くなかったですからね。仁嶺が何とかトップで帰ってきましたけど、彼のスティントでも20周手前くらいから後続の集団の方が速かったりしたので、根本的に足りないものが多すぎるのかなという気がします。課題は多いと思うんですけど、いつもとやることは変わらないと思います。やることをきちんとやっていれば、結果はいつか出ると思います。それを信じて頑張りたいなと思います」(野尻)

「思った以上にペースも上がらなくて、クルマのフィーリングもあまり良くなかったです。(24号車を逆転した後もバランス的に厳しいところはあったんですけど、なんとか耐え抜くしかないなという状況でした。次戦の鈴鹿は燃料リストリクターの制限もないし、(周りのウエイトと比べると)軽い状態だと思うので、ここから取りこぼさないようなレースをしたいなと思います」(福住)

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