ペナルティ受けるも追い上げて5位。パフォーマンスに満足のニスモGT-R

スーパーGT開幕戦、#23 MOTUL AUTECH GT-Rはスタート時の混乱でペナルティを受けたものの、そのパフォーマンスには満足しているようだ。

 スーパーGT開幕戦岡山の決勝。5位でフィニッシュした#23 MOTUL AUTECH GT-Rは、ジャンプスタートのペナルティで後退を余儀なくされる不運はあったが、松田次生、ロニー・クインタレッリともにマシンのパフォーマンスについては手応えを感じていた。

 8番グリッドからスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R。1コーナーでは一気にポジションを上げ、一時は2番手を走行し、表彰台獲得も十分にありえた。しかし、スタート時にコントロールラインを通過する前に他車の前に出ておりジャンプスタートの判定。ドライブスルーペナルティを受けることになってしまった。

 スタートを担当したクインタレッリは「先頭のクルマが青になった時に加速しなくて、逆にアクセルを抜いているくらいの感じでした」と、その時の状況を説明した。

「それでみんな固まっちゃったんです。僕たちは(シグナルが)青になって普通に全開にしました。前にいた24号車もそうです。うまく合わせたはずなんだけど、僕の場合はスタートラインの前で19号車をギリギリ抜いてしまいました」

「レース後に競技長がコントロールタワーで横からの映像を見せてくれました。今年はスタートに対してそういう厳しさがあって、トップのクルマは遠慮しすぎたのかな」

「だけどレギュレーションではスタートラインまで抜いちゃいけないんで、それは僕のミスです」

 一方、スタートをピットで見守っていた松田は、その時の状況をこのように語った。

「トップのクルマが加速しなかったのは何でだろうというのはありますけど、左側(偶数グリッドの隊列)はクリーンにスタートしていたので、隣が止まっちゃって抜いてしまったという感じです。こういうレースもあるんですね」

 ジャンプスタートのドライブスルーペナルティを消化し、2番手から12番手まで後退。しかし、#23 MOTUL AUTECH GT-Rは徐々にポジションを上げていく速さを持っていた。

「その後のレースの展開は予想以上でした。ラバーがのっていない路面でタイヤの保ちが思ったより良かったし、追い上げていける速さがありました」とクインタレッリ。

「正直言うと、5位で終われるとレース前に教えられていたとしても満足だったし、ドライブスルーもあって5位というのは”実力の5位”です。誰かが止まっちゃったとかではないから、すごく良いレースだったと思います」

 レース後半のスティントを担当した松田も、ファンに楽しんでもらえるようなレースができたと、そのパフォーマンスに自信を持っていた。

「クルマとタイヤは悪くなかったです。途中ピックアップで苦しんで集団に埋もれてしまいましたけど、オーバーテイクした後はトップとほぼ変わらないペースで走れたし、オーバーテイクもたくさんできました。久々にファンの人が楽しめるような、後ろに落ちても上がって来られるところを見せられました」

 次戦富士には12kgのウエイトを積んで臨む#23 MOTUL AUTECH GT-R。松田は、優勝を狙いたいと力強く意気込んだ。

「シーズン最初にウエイトを積みすぎると結構大変だと思うので、そういった意味では良いスタートを切れたと思います」

「ホンダ(NSX-GT)なんかがストレート速くなっているので、そこが僕たちにとっての不安要素ではあります。でも富士の公式テストでそんなに感触悪くなかったし、ウエイトもそんなに積んでいないので、勝ちにいきたいと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 2018 スーパーGT第1戦 OKAYAMA GT300km RACE
サブイベント 決勝日
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 速報ニュース