スーパーGT
“エンジョイ中”の日本に残る? それともフォーミュラE行きか? 去就注目のオサリバン「今はFEチームの決定を待っているところ」
日本のトップカテゴリーに参戦しつつ、フォーミュラEではシミュレータドライバーとしてエンヴィジョン・レーシングに所属するザック・オサリバン。同チームのレギュラーシートが来季に向けてふたつ空いたが、現状はチームのドライバー決定を待っている状態だという。
戎井健一郎
公開日時: 2026/08/25 3:03
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

写真:: Masahide Kamio
先日、ロンドンで2025-2026シーズンのフォーミュラEが閉幕した。今年12月に開幕する2026-2027シーズンに向けてシート争いも動きを見せているが、その中で注目されているひとりが、スーパーフォーミュラとスーパーGTに参戦するザック・オサリバンだ。
元ウイリアムズF1育成ドライバーのオサリバンは、2025年からレース活動の拠点を日本に移し、今季が2年目。昨年はCARGUY MKS RACINGのドライバーとしてスーパーGT・GT300クラスのチャンピオン争いを繰り広げ、今季もランキング3番手でシーズン折り返し。そして今季はスーパーフォーミュラでTEAM IMPULに久々のポールポジションと2位表彰台をもたらすなど、印象的な活躍を見せている。
その傍らでオサリバンは、フォーミュラEのエンヴィジョン・レーシングでシミュレータドライバーを務め、レースウィークでもチームと行動を共にしている。テスト等を通して実際のフォーミュラE車両もドライブしており、先日は来季から投入されるGEN4車両もテスト済だ。
Zak O'Sullivan, Envision Racing
写真: Andrew Ferraro / Motorsport Images
そしてエンヴィジョンは先日、2025-2026シーズンを戦ったジョエル・エリクソンとセバスチャン・ブエミを来季は起用しないことを発表。レギュラードライバーの席がふたつ空いた。オサリバンにとってはフォーミュラEデビューの扉が開いた格好とも言えるが、彼は現在チームの決定を待っている状況だと語った。
来季のフォーミュラE参戦は現実的な選択肢かと尋ねると、オサリバンは「可能性はあると思う」として、こう答えた。
「ただ僕が決められることじゃないから、チームの決定を待たなければいけない」
「僕ができることはあまりない。今僕は日本でのレースを楽しめていて、それはいいことだ。もちろんそのチャンスがやってきたら、日本に残るかヨーロッパに行くかを決めなければいけない。今のところは何の話も来ていないから、ただ待っている状態だ」
ちなみに、2027年のスーパーフォーミュラ、スーパーGTの開催予定を見ると、前者は3大会、後者は2大会でフォーミュラEとバッティングしており、もしオサリバンがフォーミュラEにフル参戦するのであれば、国内レースと掛け持ちするのは厳しいか。
この点についてもオサリバンは「正直今はそこまでは考えていない」と明かす。
写真: Masahide Kamio
「今は来年乗るところが決まっていないから、その辺は今後整理しないといけない。今は日本でのレースに集中していて、その時がくればトヨタらと話をして条件を詰めることになるだろう」
オサリバンは日本のレースとフォーミュラEの両方に魅力を感じており、GT500でも走りたいと考えている。
「日本に残るなら、来年はGT500に乗るのが目標だ。今は(GT500に)オーバーテイクされる側だけど、ずっと乗りたいと思っている。もちろんレベルは高いけど、ここのドライバーはいつもスーパーフォーミュラで一緒に走っているメンバーだから、僕だって速さを見せられると確信しているんだ」
「フォーミュラEも魅力的な選手権だ。スーパーフォーミュラ出身のドライバーもいるし、レベルも高い。F1を除けば、最も才能あるドライバーが集まる場所じゃないかな。どのドライバーにとっても大きな挑戦になる」
「そして来年は新しいマシンになる。現行のマシンよりはかなり良くなっているけど、まだスーパーフォーミュラほどは速くはないね! マシンの速さでは日本の方が明らかにトップレベルだけど、(スーパーフォーミュラとフォーミュラEは)それぞれ良し悪しがあるというところだね」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 表彰台独占のホンダGT500、ランキング上位に躍進。これでライバルと搭載ウエイトほぼ横並び……「同じ条件になった時の戦闘力が重要」とHRC
次の記事 「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”
More from
戎井健一郎

SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」
SFライツ
SFライツ 1 日前
SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」

スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ 2 日前
スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載

中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人
FIA F3
FIA F3 2 日前
中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人
最新ニュース

バルセロナでのインディカーレースが正式に決定。2007年以来初のヨーロッパでのインディカー開催に
IndyCar
Indy IndyCar 2 時間前
バルセロナでのインディカーレースが正式に決定。2007年以来初のヨーロッパでのインディカー開催に

ホンダPUがシンガポールGPで期待外れに終わった原因はターボラグ。折原エンジニア「制御に苦しみ、加速が不安定に」
F1
F1 F1
アメリカGP
5 時間前
ホンダPUがシンガポールGPで期待外れに終わった原因はターボラグ。折原エンジニア「制御に苦しみ、加速が不安定に」

マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
6 時間前
マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由

ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
7 時間前
ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録