コッツォリーノから川端へのドライバー交代を決断したPONOS RACING「新たな刺激と、異なる技術的アプローチ注入が不可欠と判断」
PONOS RACINGは、スーパーGT第4戦以降でケイ・コッツォリーノに代わって川端伸太朗を起用する件について、チームの競争力向上、体制強化が目的であると説明した。
#45 PONOS FERRARI 296 EVO
写真:: Masahide Kamio
スーパーGT・GT300クラスに参戦するPONOS RACINGは、第4戦富士よりケイ・コッツォリーノに代わって川端伸太朗を起用する。この決定について、チームが声明を発表した。
PONOS RACINGがフェラーリ296 GT3でスーパーGT参戦をスタートしたのは2024年。過去最高成績は同年のSUGO戦で記録した2位だ。3年目の今年はチーム発足時から所属するコッツォリーノと昨年加入の篠原拓朗のコンビで開幕を迎え、開幕戦岡山は20位、第2戦富士はリタイアという結果だった。
そして彼らは第4戦富士までのインターバル期間に、ドライバーラインアップを変更することを発表。コッツォリーノがチームを離れ、新たに川端が参戦することになった。
33歳の川端はGT300のレース経験も豊富であり、2020年と2021年にはAudi Team Hitotsuyamaで1勝ずつを記録。特に後者は篠原がチームメイトであり、今回スーパーGT優勝コンビが再結成される形だ。
シーズン中にドライバーラインアップを変更するという異例の決断に踏み切ったPONOS RACING。6月16日(火)には辻子依旦チーム代表による「シーズン途中の体制強化に伴うドライバー変更のお知らせ」という声明が発表され、この一件の経緯が説明された。
声明の中ではドライバー交代について「チームのさらなる競争力向上と、今シーズンおよび未来に向けた抜本的な体制強化」を目的として辻子代表が決断を下したとされている。
また「今回の決断の真意」としてこう綴られている。
「モータースポーツの世界は常に流動的であり、結果がすべてを左右する厳しい世界です。その中でチームを率いる私の使命は、現状維持に満足することなく、常に勝利のために最善の選択をし続けることにあります」
「これまでマシンを全力で走らせ、チームの成長に貢献してくれたKei選手には、私個人としても、チームを代表しても、感謝の念を抱いています。しかし、我々が目指す頂点への道のりを逆算した時、今ここでチームに新たな刺激と、異なる技術的アプローチを注入することが不可欠であると判断いたしました」
「新たに起用する川端選手は、その高い技術と冷静なレースマネジメント能力により、現在の重要な局面を乗り切るために選出されたドライバーです。マシンの限界性能を引き出し、チーム全体の競争力を確実に向上させるものと確信しております」
なおパドックでは、今季途中でPONOS RACINGのスタッフの顔ぶれに大きく変化が見られたという声もある。したがって、ドライバー変更に限らず広範な体制のテコ入れが行なわれているものと思われる。
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