ロニー・クインタレッリ、スーパーGT引退はまだ先の話「40代である限りは……!」
スーパーGTで4度のチャンピオンに輝いたロニー・クインタレッリ(23号車MOTUL AUTECH Z)。今年で43歳を迎えるが、少なくとも40代のうちはこのシリーズでレースを続けると話している。
写真:: Masahide Kamio
23号車MOTUL AUTECH Zを駆るロニー・クインタレッリは、少なくとも40代のうちはスーパーGTを戦うと語った。
2005年にスーパーGTデビューを果たしたクインタレッリは、今年日産陣営で15年目、GT500クラスのエースチームである23号車では10年目のシーズンを迎えた。
現在42歳のクインタレッリは、GT500クラスでは年長ドライバーのひとり。トヨタの立川祐路(46歳)に、チームメイトの松田次生(42歳)とともに次ぐ存在だ。
クインタレッリは長いキャリアの中でスーパーGTスーパーのチャンピオンに4度輝いているが、レースへのモチベーションが下がることはないという。そして他のスポーツでスター選手が長いキャリアを築いていることが、さらなる活力になると語った。
「正直に言って、“その後”のことは考えていません」と今年8月に43歳を迎えるクインタレッリはmotorsport.comに対して語った。
「まだ証明したいことがあります。そのために毎日、トレーニングに励んで、モチベーションを保ち、まだ自分を高めていきたいと思います」
「僕の年齢の2桁目は“4”です。もうひとつ上がると(50代)、もう限界だと思う。4が2桁目にあれば、何の問題もありません」
「この歳でも『彼はまだアグレッシブだ』とみんなに思ってもらえるのは良いですね。それをみんなに見せたいです」
「例えばサッカーとか他のスポーツでもそうだけど、彼らも同じことを聞かれているんです。他のスポーツでこうしたことを見ると、モチベーションが上がる。彼らのことを見ていると、自分も彼らと同じようなことを感じながら、ただ今に集中していることに気が付かされます」
Quintarelli won't be able to catch teammate Matsuda's win tally while the pair are sharing a car
また引退する前に、通算成績を上げたいという思いも、モチベーションに繋がっているという。
クインタレッリはタイトル獲得数では単独トップに立っているが、優勝回数では17回とチームメイトの松田(23回)や立川(19回)に次ぐ3番手。ポールポジション獲得回数では18回と、立川(24回)に先行されている。
「スーパーGTでは、新シーズンが始まるとガイドブックが発売されて、そこには(各ドライバーの)優勝回数やポールポジション回数など、色んな情報が記載されているんです」とクインタレッリは言う。
「このランキングを見るのは、本当に楽しいですよ」
「見ての通り、次生と一緒にドライブしているから(優勝回数で)迫るのは簡単じゃないんです……でも優勝回数で追い抜く必要があるドライバーはもうひとり(立川)いるんです。ポールポジションでも彼の後塵を拝しています」
「僕の目標はその数字を伸ばしていくことです。それが大きなモチベーションになっています。この数字が重要で、その先のことは考えていません!」
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