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タイヤの暖めに苦しみ、消化不良のクインタレッリ。”得意”の富士を待ち望む

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タイヤの暖めに苦しみ、消化不良のクインタレッリ。”得意”の富士を待ち望む
執筆:
2019/04/15 9:53

スーパーGT開幕戦岡山で2位となった#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリは、レース展開次第で勝つチャンスがあったと考えている。

 岡山国際サーキットで開催された2019シーズンのスーパーGT開幕戦。ポールポジションからスタートし、2位でレースを終えた#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリは、悪天候による赤旗終了となったレースで勝つポテンシャルは十分あったと振り返った。

 クインタレッリが驚異的なアタックでコースレコードを更新、ポールを手にした予選とは一転し、決勝はウエットコンディション。天候の悪化と度重なるクラッシュでセーフティカー出動4回、赤旗が2回掲示されたレースは、82周のうち30周を終えたところで短縮終了が決定された。

 クインタレッリの駆る23号車は、特にセーフティカー明けのリスタート直後のペースが奮わず、3台のホンダNSX-GTになす術なくオーバーテイクされ、ポジションを落とした。

「最初のスタート(4周目)は雨が全然降っていなかったから良かったんですけども、セーフティカー中に雨が強くなってきて、タイヤが全然暖まらなくなってしまいました」

 そうレースを振り返ったクインタレッリ。頻繁に出動したセーフティカーが災いし、タイヤをうまく暖められなかったと語った。それでも、タイヤ選択自体が間違っていたとは思っておらず、十分優勝が狙えるポテンシャルがあったという。

「最後のリスタート(20周目)は、まだウチのタイヤの温度レンジには入ってなかったですけど、やっとプッシュできるようになったので、そのまま最後までレースができれば逆転ができたという手応えがありました」

「リスタートだらけだと分かっていれば、一番ソフトなタイヤで行くべきでしたが、あまり雨が降らない予報だったので、3種類あったうちの真ん中のウエットタイヤで行きました。幅広いシチュエーションをカバーできるタイヤを選びましたが、トータルで考えると選択は良かったと思います」

 クインタレッリはレース展開によって、ミッドシップレイアウトのホンダNSX-GTとFRの日産GT-Rのマシン特性の違いが強調され、タイヤの暖め方に大きな違いが出たと考えている。

「ミッドシップのNSXはリヤタイヤの暖まりという点で有利なので、タイヤというよりはマシンの特性で負けてしまったのかなと思います」

「彼ら(NSX-GT)のトラクションは最初からすごく良くて、僕たちは全然アクセルを踏めませんでした。僕は特にアトウッドの立ち上がりはオーバーステアだらけで、彼らは簡単にアクセルを踏めていたので、バックストレートで抜かれてしまいました」

 トップ争いをしていた#1 RAYBRIG NSX-GTと#17 KEIHIN NSX-GTが接触した影響で、最終的に2位を手にした23号車。クインタレッリは今回の結果に悔しい思いもあると明かしたが、日産GT-Rが速さを取り戻したことを喜び、昨年も優勝を果たした得意の富士で今回の鬱憤を晴らしたいと意気込んだ。

「ウエットでも優勝を狙えるポテンシャル、材料はあったので中途半端なレースになってしまい、僕の中で色んなモノが溜まっています」

「ですが、総合的にみるとこの週末はポールポジションを獲って決勝で2位。なんとか踏ん張れたので、すごく大きいです。チームもすごく喜んでいるし、久しぶりに日産の2台が表彰台に乗れたから、富士につながる結果だったと思います」

「(今回付与される)ポイントは半分なので、17kgのウエイトハンデで富士に臨めます。予選で予想以上の速さが確認できたし、第2戦富士は僕の大好きなレース。速さがあれば十分トップが狙えると思うので、フルプッシュするのを楽しみにしています」

 第2戦富士は、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日(金)・4日(土)開催。レース距離は普段より長い500kmに設定されている。

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第1戦:岡山
サブイベント 日曜日 決勝
ドライバー ロニー クインタレッリ
チーム NISMO
執筆者 松本 和己