GT-R完全復活か? 大幅レコード更新は「全てが良くなってきた結果」

シェア
コメント
GT-R完全復活か? 大幅レコード更新は「全てが良くなってきた結果」
執筆:
2019/04/13 10:37

スーパーGT開幕戦岡山でポールポジションを獲得した#23 MOTUL AUTECH GT-R。昨年と比較し、あらゆる面で改善が見られているという。

 2019シーズンのスーパーGT開幕戦岡山GT300kmレースの予選で、従来のコースレコードを1.5秒以上更新してポールポジションを獲得した#23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生とロニー・クインタレッリは、車体やエンジン、タイヤなど全てが良くなっている結果だと語った。

 昨シーズンは最終戦もてぎでタイトル争いに絡めず、辛酸を舐めた日産GT-R勢はオフシーズンテストから上位をキープし、トップ争いの有力候補として岡山に乗り込んできた。

 松田は「今回、公式練習からクルマのフィーリングが悪くなくて、トップが見えそうな状況だと感じていました」と1日を振り返った。

 その松田が担当した予選Q1は、1分17秒165というタイムで#12 カルソニック IMPUL GT-Rと僅差の2番手。自信を持ってマシンをクインタレッリに託したという。

「Q1ではセクター3でトラフィックに引っかからなければ、1分16秒台はいけそうだなという感覚がありました」

「ロニー選手がいつものようにスーパーラップを決めてくれるだろうなというのもあったし、『クルマとタイヤのフィーリングは良いから、安心していけるよ』と伝えていました。リラックスはしていなかったと思いますけど、しっかりとタイムを出してくれました」

 Q2を任されたクインタレッリは松田の期待通り、全力アタックで驚異の速さを見せつけた。1分16秒602というタイムは、従来のコースレコードである1分18秒126を大幅に上回るものだった。

「公式練習の時のセッティングのままだったので、予選でこんなにタイムアップするとは思いませんでした」と、クインタレッリは語った。

「フルプッシュしか考えていなかったですが、小さいコーナーで思ったよりトラクションが悪かったんです。タイムを見たらトップ3はいけると思っていたんですが、ポールだと無線で言われてすごく嬉しかったです」

 悔しい結果に終わった2018年から、大きな進化を遂げた日産GT-R。その最大の違いはどこなのかと訊かれたクインタレッリは、「ドライバーを含めて全てが良くなりましたね(笑)」と答え、このように続けた。

「昨年はどこに行ってもアンダーステアだらけでした。レギュレーション上、開発できるところはあまりなかったですが、フロントエンドの空力が良くなって、車体やエンジン、セットアップも含めて……全てが良くならないと、1周が短い岡山で1.5秒もタイムアップはできません。すごく上手くいっています」

 降雨が予想される決勝レースに向けては、ポールポジションを活かして好結果を持ち帰りたいとふたりは意気込んだ。

「天気予報を結構前からチェックしているんですけど、何回見ても日曜日は雨。水しぶきの関係で一番前からスタートできるのは助かります。ウエットでもタイヤは良いと思うので、次生選手とチームと力を合わせて良いレースをしたいと思います」(クインタレッリ)

「そんな簡単なレースじゃないと思うので、しっかりと最善を尽くして、優勝会見に出られるように頑張ります」(松田)

次の記事
第1戦岡山|GT300クラスはBSタイヤ勢がトップ4独占、ARTA NSX GT3がポール獲得

前の記事

第1戦岡山|GT300クラスはBSタイヤ勢がトップ4独占、ARTA NSX GT3がポール獲得

次の記事

新投入のNSX GT3、仕上がり上々! 高木真一「安心して予選を戦えた」

新投入のNSX GT3、仕上がり上々! 高木真一「安心して予選を戦えた」
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第1戦:岡山
サブイベント 土曜日 公式練習
ドライバー ロニー クインタレッリ , 松田 次生
チーム NISMO
執筆者 松本 和己
まずは最新ニュースを読む