高橋国光総監督「山本選手の予選PPで流れを引き寄せられた」

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高橋国光総監督「山本選手の予選PPで流れを引き寄せられた」
執筆: 吉田知弘
2018/09/17 12:39

2018スーパーGT第6戦SUGO。GT500クラスで今季初優勝を飾った#100 RAYBRIG NSX-GTの高橋国光総監督は、予選のポールポジションで流れを引き寄せられたと語った。

 スポーツランドで行われたスーパーGT第6戦。GT500クラスで待望の今季初勝利を挙げた#100 RAYBRIG NSX-GTの高橋国光総監督は、予選・決勝ともにパーフェクトに近い走りをした2人のドライバーとチームを讃えた。

 今シーズンからジェンソン・バトンが加入し注目を集めていた#100 RAYBRIG NSX-GT。開幕戦からトップ争いに加わる活躍を見せたが、あと一歩で優勝に届かないというレースが続いていた。

 そんな中で迎えた今回の第6戦は、80kgのウエイトハンデに加えてNSX-GT勢はBoPの再調整で最低重量が10kgプラスされ、苦しい戦いが予想された。

 しかし、いざレースウィークが始まると土曜朝の公式練習でトップタイムをマーク。公式予選では山本がコースレコードを塗り替える1分10秒248を記録しポールポジションを獲得した。

 そして決勝では、一時#12 カルソニック IMPUL GT-Rにトップを奪われるものの、レース中盤に逆転。バトンが最終コーナーでコースオフするシーンがあったが、しっかりトップを守り抜き、チームとしては2015年のSUGO以来となる優勝を飾った。

 今回のレースを振り返った高橋総監督は、山本の予選ポールが流れを引き寄せる大きなきっかけになり、決勝ではバトンが素晴らしい走りをしてくれたと満面の笑みだったと話した。

「こうして考えてみると、予選でポールポジションを獲ることができたのが大きかったです。Q2での山本選手の頑張りが、流れを引き寄せることができた気がします」

「決勝レースでは、バトン選手は、やはりF1の世界チャンピオンはすごいんだなという走りを見せてくれましたね。コースオフした場面はありましたが、大きなミスもなく、上手くこなしてくれました」

「最後まで本当にハラハラした展開でしたが、お客様にも楽しんでいただけたレースだったのではないかなと思いますし、我々としては、本当に喜ばしい結果になりました。予選ポールポジションから決勝もトップでチェッカーを受けたということで、今週末はパーフェクトだったと思います」

 これで獲得ポイントを61に伸ばしランキング首位に返り咲いた山本/バトン組。第7戦オートポリスではウエイトハンデが半減(1ポイントにつき1kg)になるが、#100 RAYBRIG NSX-GTのみハンデが50kgを超えるため燃料リストリクター制限が設けられることになる。

「オートポリスはアップダウンが激しいコースなので、楽なレースにはならないかもしれません。でも、ホンダ車にとっては、オートポリスも向いていると思うし、今日の結果から見ても、ウエイトハンデがあってもなくても(上位フィニッシュの)希望は持てると思っています。このまま波に乗っていきたいですね」

 オートポリスの展望について、そう語った高橋総監督。とはいえ、ランキング2位の#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)とは12ポイント差と大量リードを築いており、条件次第ではあるが次回のオートポリスでシリーズチャンピオンを決める可能性もある。

 チームクニミツにとっては、初めてとなるシリーズチャンピオンに大きく近づいたのだが、高橋総監督は「まだ分からない」と気を引き締めていた。

「レースはそんな簡単ではないですからね。やはり最終戦が終わるまで何が起こるか分からないですし、気は抜けないです」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第6戦SUGO
サブイベント 日曜日 レース
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース