金石勝智監督「勝てそうで勝てないレースが続いたから、本当に嬉しい」

2018スーパーGT開幕戦岡山で優勝を飾った#17 KEIHIN NSX-GTの金石勝智監督は、8年ぶりの勝利に安堵の表情を見せていた。

 岡山国際サーキットで行われた2018スーパーGT第1戦岡山。GT500クラスはポールポジションからスタートした#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)が優勝した。チームとしては2010年の第5戦SUGO以来約8年ぶりの勝利に、リアルレーシングを率いる金石勝智監督は安堵の表情を見せていた。

 毎年、表彰台圏内に食い込む速さをみせていたリアルレーシング。しかし、優勝まであと一歩というところでアクシデントやトラブルに見舞われ勝利を逃すことが多く、特に昨年は悔しいレースが非常に多かった。

 今回もスタートから一瞬も気が抜けないバトルが続いたが、2人のドライバーが最後まで安定した走りを見せてトップチェッカーを受けた。

 金石監督によると、前回(2010年のSUGO)優勝した時は、チーム体制が若干異なっており、完全自社メンテナンスの体制で勝つのは今回が初めてだったとのこと。この勝利で、チーム全体で大きなステップを踏めたと語った。

「今シーズンはテストから調子が良かったので逆にプレッシャーもありました。ずっと勝てそうで勝てないレースが続いて、特に昨年もそういうことが多かったです。その中で今回は勝つことができて良かったですし、これで(チーム全体が)一つレベルを上げることができたかなと感じています」

「実は2010年の時は自社メンテナンスではなかったので、今回は自社メンテでやった中で初めて勝つことができて、ある意味“リアルレーシングとしての初勝利”という感じで、本当に嬉しいです」

#17 KEIHIN NSX-GT
他車のパーツが突き刺さった#17 KEIHIN NSX-GT

Photo by: Masahide Kamio

 レース後半は#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)との一騎打ちとなったが、残り10周を切ったところで、#17 KEIHIN NSX-GTのフロント部分にコース上に飛び散っていた他車のエアロパーツが突き刺さるというハプニングが発生した。この時、金石監督もマシンの修復を指示するオレンジボール旗が出ないかと心配したという。

「他車のパーツを拾った時は、オレンジボール旗が出ないか心配はしていました。後ろ(100号車)もきていたので、最後まで気は抜けなかったです」

 ポール・トゥ・ウィンにより21ポイントを稼いだ#17 KEIHIN NSX-GT。タイトル獲得へ幸先の良いスタートを切った。金石監督は、開幕戦で勝てたことで良い意味で肩の力が抜け、第2戦以降も良い戦いができるだろうと自信を深めていた。

「シーズンの最初の方に勝つと、いい意味で気を緩めることができます。ちょっとリラックスした状態で次回以降もいけるかなと思っています。優勝するまでは、(プレッシャーの蓄積など)いろいろあるじゃないですか。大きいポイントを最初の方で獲得できていると、これからのシーズンもうまく回るかなと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 2018 スーパーGT第1戦 OKAYAMA GT300km RACE
サブイベント 決勝日
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 速報ニュース