今週末好調もQ2での雨に泣く……19号車WedsSportの国本雄資「明日はQ2の分も取り返す」
2020年のスーパーGT第4戦もてぎ。朝の公式練習から速さをみせていた#19 WedsSport ADVAN GR Supraが、Q2の雨の影響で悔しい予選結果となってしまった。
写真:: Masahide Kamio
ツインリンクもてぎで行なわれている2020スーパーGT第4戦もてぎ。突然の雨でQ2は不完全燃焼の形で終わってしまった#19 WedSport ADVAN GR Supraの国本雄資は決勝で何としても挽回したいと意気込みをみせた。
今回は朝の公式練習から他を圧倒する速さをみせていた19号車。その勢いは衰えず予選Q1でも宮田莉朋が1分37秒499でトップ通過を果たした。
「もてぎはGT500で走ったことがなかったので、練習走行の最初に走り方を確認しながらタイヤ選びもしました。調子が良かったです。トップの状態で国本選手にバトンを渡して練習走行が終わりました。予選もQ1でトップで終えることができましたが、少し雨が降っていて各コーナーを攻めきれないまま終わってしまいました。あと0.2~0.3秒くらいはタイムアップできたのかなという感じでした」
そうQ1のアタックを振り返った宮田は、特にドライコンディションでのパフォーマンスに自信があるようだった。
このままの流れであればポールポジションを奪いそうな勢いの19号車だったが、Q2のセッションが始まった直後に雨脚が強くなり、各車ともウエットタイヤに交換することになった。これで状況が一変してしまったという。
「(Q2で)最初雨が降って来た時はタイヤ交換せずにアタックするか迷いましたが、かなり雨が強かったのでピットに入ることにしました。でも終わってみて考えると、ピットに入らずにスリックタイヤでアタックしていた方が良かったのかもしれません」
「ヨコハマタイヤは乾いたウエット路面が苦手なので、そのままスリックで走っていた方が、もう少しチャンスがあったのかなと思います。でも、それは終わってみて考えた結果なので、なんともできなかったです」
「Q1も速かったですし、ドライコンディションで(Q2も)いければすごく自信がありました。運がないなというか……Q2はドライで走りたかった、それだけです」
悔しい表情でそう話した国本だが、決勝ではドライコンディションになることを望みつつ、Q2での悔しさを晴らすレースをしたいと意気込んでいた。
「ドライでレースができれば、追い上げることも十分可能だと思います。もてぎはすごく抜きづらいサーキットだと思いますけど、常に良いペースで走って、戦略やGT300との混走を使って少しでも順位を上げられるようにしたいです。今日のQ2(での悔しさを)取り返したいです」
同じく宮田も決勝はドライコンディションになることを希望しており、調子の良さを活かして優勝を目指したいと語った。
「ロングランのペースはどうなるか分からないですけど、ドライの方が調子がいいので、精一杯できるだけのことはベストを尽くして優勝を目指して頑張りたいなと思います」
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