スーパーGT
R
ブリーラム
03 7月
-
05 7月
Canceled
11 7月
-
12 7月
Canceled
R
17 7月
-
18 7月
Canceled
18 7月
-
19 7月
次のセッションまで……
4 days
R
08 8月
-
09 8月
次のセッションまで……
25 days
22 8月
-
23 8月
次のセッションまで……
39 days
11 9月
-
13 9月
Canceled
R
12 9月
-
13 9月
次のセッションまで……
60 days
R
富士 III
03 10月
-
04 10月
次のセッションまで……
81 days
R
オートポリス
23 10月
-
25 10月
Canceled
R
24 10月
-
25 10月
次のセッションまで……
102 days
R
もてぎ II
07 11月
-
08 11月
次のセッションまで……
116 days
R
28 11月
-
29 11月
次のセッションまで……
137 days

道上龍、バーチャル戦出場でシミュレーターの重要さを再確認「初走行のコースを覚えられるのは大きい」

シェア
コメント
道上龍、バーチャル戦出場でシミュレーターの重要さを再確認「初走行のコースを覚えられるのは大きい」
執筆:
2020/06/24 3:42

コロナ禍で一気に注目を集めることになったレーシングシミュレーター。スーパーGT(GT300)に参戦する道上龍は、シミュレーターをうまく活用することでマシンをコントロールする練習に役立つと語った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が続いた中、モータースポーツ界では現役ドライバーが参戦してのオンライン・バーチャルが盛り上がった。

 国内でもスーパーフォーミュラとスーパーGTが公式のオンライン・バーチャルレースを開催した他、TOYOTA GAZOO Racingやスバルが中心となってニュルブルクリンク24時間レースのバーチャルレースも行なわれ、開幕を今か今かと待ちわびていたファンたちが多数視聴した。

Read Also:

 また緊急事態宣言の発出で外出自粛要請が出されていた期間は、各ドライバーらが自主的にPlayStation4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』のオンラインレース機能を使ってファンと一緒にレースを楽しむなど、普段のモータースポーツではなかなか実現しない形での「ドライバーとファンの交流」も見られた。

 コロナ禍で図らずも注目を集めることになったモータースポーツのバーチャルレース。もちろんレーシングシミュレーターで実際のドライビングの状況を完全再現するのは難しいが、マシンをコントロールをするトレーニングとして活用に適しているようだ。

 そう語るのは、今季スーパーフォーミュラではTHREEBOND DRAGO CORSEの監督を努め、スーパーGTではドライバーとしてGT300クラスに参戦する道上龍である。道上は両カテゴリーのバーチャルレースを経験したドライバーのひとりだ。

「僕はよく知り合いのお店に行ってシミュレーターをやっていますけど、やっぱり僕たちはハンドルを握ってペダル操作をするというのが(実車やバーチャルにかかわらず)一番のトレーニングになるなと思います」

「もちろん我々ドライバーにはフィジカルのトレーニングも必要ですけど、実際にはマシンに乗って運転をするのが一番良いです。とはいえ、その環境を整えるとなると、マシンを用意してサーキットに行ってと……他のスポーツと違ってなかなか簡単ではないですよね」

「そうすると、シミュレーターを使ったトレーニングというのは今の中では最適な方法のひとつなのかなと思います」

 そんな道上も以前はあまりシミュレーターに乗ることはなかったという。グランツーリスモシリーズは初代から経験があるそうだが、それも趣味のひとつとして楽しんでいたとのこと。バーチャルで事前に練習をすることの重要さを体感したのが、2017年に世界ツーリングカー選手権(WTCC)にフル参戦した時だったという。

「自分も以前はシミュレーターをあまりやってこなかったんですが、WTCCを戦った時は初めて走るサーキットばかりでした。その時はコースを覚えるために真剣にやりましたね」

「当時はシミュレーターにあまり慣れていなくて、それこそ最初は“酔い止め薬”を飲んで乗っていましたが、それでも事前に初めてのコースをバーチャルで経験できたことは大きかったです。100%リアルに近いかと言われるとそうではないですが、次にどんなコーナーが待ち構えているのかというのを覚えることができただけでも、随分と違いましたね」

Read Also:

 今シーズン、THREEBOND DRAGO CORSEでドライバーを務めるタチアナ・カルデロンは日本のサーキットは全く経験がないため、チーム監督として彼女をサポートする道上もシミュレーターをはじめ、様々な部分で“予習しておくこと”は必要不可欠だと考えているようだ。

「彼女も自宅にシミュレーターを用意して、やっているそうです。(そのシミュレーターのソフトに)日本のサーキットが全部収録されているのかは分かりませんが……彼女も勉強家なので、3月の富士テストで来日した時は僕が持っていたスーパーフォーミュラのDVDとかを全部渡したりなど、できることはしています。とにかく日本のサーキットは初めてですし、レース前も走れる機会というのはすごく限られるでしょうから、今のうちに少しでもシミュレーターで走っておくということが、すごく良いことだと思います」

 実際に3月の富士公式テストのために来日した時も、事前に織戸学が経営するレーシングシミュレーターショップ「130R YOKOHAMA」にカルデロンを連れて行き、富士スピードウェイの事前練習も行なったという道上。その際に“リアルの感覚”に近づけるために、こんな工夫をしたという。

「シミュレーターで練習する際に、スーパーフォーミュラの車両にする必要はないと思っています。例えば、そのシミュレーター内でF1が一番速いのであれば、F1を使って走ることによって、自分の中で余裕を持たせておくのも良いかもしれないと考えています」

「これは僕の感覚ですがシミュレーターでスーパーフォーミュラの車両で走りこんでしまうと、逆にリアルになった時にスピード感の違いで少し驚くかもしれません。そこはF1を使って練習したが、リアルになった時の感覚は近いかもしれませんね」

 ただ、バーチャルとリアルでは得られる情報量が大きく異なり、タイヤのグリップ感やマシンが滑っている感覚が掴めないなど、完全再現することは不可能という意見も多数ある。しかし道上は、その中でもシミュレーターも活用方法によっては“マシンをコントロールする”というトレーニングには役立つと語った。

「あくまで僕の見解ですが……シミュレーターでは速いクルマを乗るようにはしていますし、例えば富士とか鈴鹿のコースを(シミュレーターで)走る際も、ギヤレシオは実際に走っているのと同じような数値に設定します」

「そのクルマを速く走らせるためのセッティングにするのではなく『実際だとこういう動きをしているな』というのを重要視してセットアップします。タイムが遅いからセットアップを変えるということはしません」

「セットアップで速く走るのではなく、自分のドライビングで速く走らせるようにすることを意識します。このやり方をすると、決して乗りやすいクルマで走れる訳ではありませんが、自分がどうコントロールして速く走らせていくかという練習にはなりますね」

 今回のコロナ禍で、自宅にレーシングシミュレーターや、グランツーリスモSPORT用のステアリングコントローラーとシートを用意したドライバーも多数いた。これから実際のレース再開に向けて本格的に動き出していくことになるが、今後はシミュレータがトレーニングツールのひとつとしてこれまで以上に重宝され、より注目を集めていく機会が増えていきそうだ。

Read Also:

次の記事
無限、本番カラー発表! 笹原右京「レッドブルは憧れの会社……”常に本気”のイメージ」

前の記事

無限、本番カラー発表! 笹原右京「レッドブルは憧れの会社……”常に本気”のイメージ」

次の記事

「届け、みんなの声!」無観客開催のSGT第1戦に向けFSWがファンから応援動画を募集

「届け、みんなの声!」無観客開催のSGT第1戦に向けFSWがファンから応援動画を募集
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ スーパーGT , スーパーフォーミュラ
執筆者 吉田知弘