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優勝した関口雄飛、後半の接戦を巧みにコントロール「タイヤを温存してました」

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優勝した関口雄飛、後半の接戦を巧みにコントロール「タイヤを温存してました」
執筆:
2019/05/26 13:20

第3戦でポール・トゥ・ウィンを果たした36号車の中嶋/関口組。後半を担当した関口は、無理に逃げるのではなくタイヤを温存していたと語った。

 スーパーGT第3戦鈴鹿でポール・トゥ・ウィンを飾った#36 au TOM'S LC500の中嶋一貴と関口雄飛。後半スティントを担当した関口は、タイヤを温存する走りをしていたと語った。

 レースは第1スティントで中嶋が良いスタートを切り、後続にギャップを築いたが、18周目のセーフティカーの導入によりリードは帳消しになってしまった。SC解除後の24周目に26号車はピットインしドライバーを関口に交代。トップを維持したものの、一時は#37 KeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ)と#6 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也)に抜かれそうな状況となってしまった。

 最終的に、後続を振り切って優勝した36号車だが、関口によると、レース後半の接戦は意図的なものだったという。

「チームも良いタイミングでピットに入れてくれましたし、自分のアウトラップは過去にないくらい最高の周回でした。序盤、後ろの大嶋選手のほうが少しだけ速かったので、ここで逃げても逃げ切れないなと思って、タイヤを温存していました」

 そう語った関口は、レース終盤に差し掛かると一気に後方とのギャップを築いた。それには“相手の嫌がることをする走り”が鍵だったいう。

「GT500は(互いが)1秒圏内に入ると、自分のペースで走れないところがあるのを、去年の(第4戦)タイで経験しました。『人にやられて嫌な事は絶対するな』と小学生の頃教えられましたけど、これはレースなので、“自分のやられて嫌な事をやってやろう”と思って、ペースを落としました」

「今まで馬鹿なミスも一杯やってきましたけど、同じミスはしないように心がけています。逆に“経験”から、自分がうまく抜けなかった時は、なんで抜けなかったのかを考えるようにしていて、自分がやられて嫌なことは自分に取り入れていっています」

「(トラフィックの)GT300のマシンが上手くハマった時があって、(2番手に対して)1秒位のギャップができたので、そこからはプッシュプッシュで一気に行きました。後は余裕がありましたね」

 “人の嫌がる事をする走り”もあって、スーパーフォーミュラ第2戦に続く優勝を果たした関口。今回のレースについては良い内容だったと振り返った。

「自分としては最高のレースができて、速さと(レースの)組み立てが上手くできたので、成長したと思います。これは自己満足ですけど、かなり良い内容だったかなと思ってます」

 今回優勝を果たしたことでランキングトップの#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)から4.5ポイント差のランキング3位に浮上した中嶋と関口。次戦はタイのチャーン・インターナショナルサーキットが舞台となるが、ふたりともチャンピオンシップを見据えての意気込みを語った。

「後半戦は、不利になるところもあるので、それを踏まえて(ポイントの)取りこぼしの無いように戦っていきたいです。タイは個人的にも好きなサーキットでもあります。(ウエイトハンデが)重くはなりますけど、後半に向けて流れを作っていきたいと思います」(中嶋)

「ランキング3位に上がったので、ここからはシリーズを見据えた戦い方をしていきたいなと思っています。だから絶対リタイヤはしたくないですし、調子が悪いときでも1ポイントでも獲って帰るといった形で、チャンピオン争いを意識した走りをしたいと思っています」(関口)

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第3戦:鈴鹿
サブイベント Race
ドライバー 関口 雄飛
執筆者 永安陽介