スーパーGTデビューを飾る阪口晴南「クルマには慣れたけど、混走が難しい……」

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スーパーGTデビューを飾る阪口晴南「クルマには慣れたけど、混走が難しい……」
執筆:
2019/03/29 3:12

#96 K-tunes RC F GT3の阪口晴南は初めて参戦するスーパーGTの印象や今季に向けた意気込みを語った。

 2019シーズン、スーパーGT(GT300クラス)に初めて挑戦する#96 K-tunes RC F GT3の阪口晴南は、ルーキーとはいえ落ち着いたレース運びをしていきたいと、今季に向けた意気込みを語った。

 阪口は長年レーシングカートで活躍し、2015年にジュニアフォーミュラへステップアップ。昨年までは全日本F3選手権に参戦し、スーパーフォーミュラにもスポット参戦を果たした。

 今年は彼にとっては初めてとなるツーリングカーレースに挑戦。レクサスRC F GT3を扱うK-tunes RacingからスーパーGT(GT300クラス)にフル参戦を果たす。もちろん、ツーリングカーに乗るのは初めてだが、マシンのドライビングという部分ではもう慣れたという。

「確かにフォーミュラと比べると全然違うクルマですし、(ツーリングカーは)多少の特徴というのはあります。でも、カートからフォーミュラに上がった時も『違いが……』という話になるので、結局はどんなクルマにも乗れてこそ、プロのドライバーだと思っています」

「でも、(レクサスRC F GT3に慣れるのに)思ったほど時間はかからなかったかなと思います。まだまだなところもありますが、自分のコントロール範疇に収めるという時間でいえば、意外と早かったかなと思います」

 そう語った阪口。クルマに慣れるという部分では新田守男も「すごく器用なドライバー」と評価しており、開幕に向けて大きな問題はなさそうだ。

 しかし、スーパーGTが他のレースと大きく異なる部分のひとつが“2クラス混走”ということ。先日の岡山公式テストで初めて44台が走るコースでの走行を体験した阪口。さすがにこれは“難しい”と感じたようだ。

「チームとしても『混走に慣れてこい』という意味だった思いますが、最後のセッションにロングランを担当させてもらいました」

「正直難しいですね。GT500のクルマを上手に前にいかせないといけないし、その中でも自分はタイムを落とさないようにしなきゃいけない……その辺が難しいですが、慣れていくしかないです」

 昨年までとは全く異なる環境でレースをすることになる阪口。ルーキーとはいえ、落ち着いた走りを見せて結果に貢献したいと意気込みを語った。

「(スーパーGTは)いくら自分が頑張っても勝つことができないレースで、色んな要素が積み重ならないと優勝できないレースだと思います。その中でチーム力の高いチームに加入することができたなという印象です」

「岡山テストでは両日とも(96号車のベストタイムは)新田さんが出したタイムなので、僕が出したタイムではないんですが、チームを通してすごくフィーリングは良い状態だと思います」

「今シーズン、僕にとっては挑戦の年ではありますが、昨年までは育成という立場とは違い、今年はプロの一員としてレースに参戦することになります。開幕戦から“ルーキーだから”と思われないように落ち着いた走りをして、しっかりリザルトを残すことが大切だと思っています。まず、そこを意識していきたいです」

#96 K-tunes RC F GT3

#96 K-tunes RC F GT3

Photo by: Masahide Kamio

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この記事について

シリーズ スーパーGT
ドライバー 阪口 晴南
執筆者 吉田知弘
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