マシンとタイヤが鈴鹿にベストマッチ! PP獲得の伊沢「テストから手応えがあった」

スーパーGT第3戦鈴鹿でポールポジションを獲得した伊沢拓也は、開幕前のテストから#64 Modulo NSX-GTと鈴鹿サーキットとの相性の良さを感じていたと語った。

マシンとタイヤが鈴鹿にベストマッチ! PP獲得の伊沢「テストから手応えがあった」

「テストで手応えがあり、鈴鹿はチャンスだと思っていた。明日の決勝ではクルマの速さを見せる展開にしたい」……伊沢拓也

「明日は決勝での強さを発揮して、表彰台の中央を目指してベストを尽くしたいです」……大津弘樹

 

 8月22日(土)、鈴鹿サーキットではスーパーGTのシリーズ第3戦、FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACEが開幕。午前中に行なわれた公式練習でトップタイムをマークしたのは#64 Modulo NSX-GTの伊沢拓也だった。

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「6月に行なわれたタイヤメーカーテストでもいい手応えがあって、鈴鹿はチャンスだな、と思っていました。でも想像していた以上に調子が良くて気合が入ると同時に、これだけクルマが仕上がっているならいい結果を出さなければ、とプレッシャーも大きくなっていきました」

 伊沢は走り出す前の心境を、ポール会見でこう振り返った。そしてそのプレッシャーを跳ね返して見事なアタックを決め、彼自身初となるポールタイムをマークした。そして彼はこう告白した。「これまでにQ1でトップタイムをマークしたことは何度かありましたが、Q2でトップタイムをマークしたのは今回が初めてなんです」と。

 その初めてマークしたポールタイムの要因を聞かれた伊沢は「チームが良いクルマを用意してくれたから。もちろんダンロップさんが用意してくれたタイヤが素晴らしかったのも大きかった。チームが用意してくれたクルマとダンロップさんが用意してくれたタイヤが、(今日の予選の)鈴鹿にピッタリ合っていました。このクルマに乗ったら誰でもポールが獲れる。そんなクルマに仕上がっていました」とクルマの仕上がりがベストだったと強調している。

 そして「前回までの富士でも100Rのような高速コーナーではダンロップタイヤは速かった。ただその分、低速コーナーが犠牲になっていました。そんなダンロップタイヤの特性と鈴鹿サーキットの特性がぴったりマッチした感じですね」と分析していた。

 そんなにクルマのセットアップが決まっているなら明日の決勝は? と少し意地悪くも聞こえる記者の質問に伊沢は「明日の決勝ではクルマの速さを見せる展開にしたいです。レースをどのように組み立てるのか、まだ決まっていませんが、もし自分がスタートを担当するなら、そのままリードを広げていって20秒くらいリードして大津選手に繋げたい。そう思っています」と力強く答えていた。

 そんな伊沢のコメントを後方の席で聞いていた大津弘樹は、自身の今の気持ちを問われると「ポールを獲ることができて嬉しい気持ちでいっぱいです」と、少し上気した表情で答えている。そして「僕は今シーズンからGT500にステップアップしてきたので、なるべく早いうちに速さを印象付けたい、と思っていました。そのためにも自分が走ったセッションでトップタイムをマークし、決勝レースで優勝したいと思っていました」と続けた。

 昨年、GT300での活躍が認められ今シーズンからGT500……国内トップカテゴリーのドライバーとして抜擢された彼にとって、僅か3レース目での快挙となったのだ。「だから3レース目でセッショントップタイムをマークすることができ、目標の一つを達成することができました。とても嬉しい公式予選になりました」と目を輝かせた。

 ただし喜びに顔をほころばせたのはほんの一瞬だったかもしれない。明日の決勝は? その問いに大津は「やはり明日の決勝レースが一番大事だと思っています。コースコンディションがどうなるのか、そして自分たちのレースペースも未知数ですが、明日は決勝での強さを発揮して、表彰台の中央を目指してベストを尽くしたいです」こう力強く結んでいた。

 

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第3戦 鈴鹿
ドライバー 伊沢 拓也 , 大津 弘樹
チーム ナカジマ・レーシング
執筆者 原田 了