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鈴鹿制した21号車アウディの川端&近藤、マシンの仕上がりに手応え「この勢いに乗りたい」

2020スーパーGT第6戦のGT300クラスで優勝した21号車Hitotsuyama Audi R8 LMSの川端伸太朗と近藤翼は、マシンの調子が良くなってきているとして、残るレースに向けた期待感を口にした。

川端伸太朗 Shintaro Kawabata、近藤翼 Tsubasa Kondo(#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS)

Masahide Kamio

 10月25日、鈴鹿サーキットで行なわれた2020スーパーGTのシリーズ第6戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA FUJI GT 300km RACE』で、GT300のクラス優勝を果たしたのは#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSの川端伸太朗/近藤翼組。当初の予定ではアウディからクリストファー・ミースを招聘してエースに据え、パートナーに川端を起用するプランだったが、新型コロナウイルス拡大防止のための水際対策からミースの来日が不可能となり、急遽、川端をエースに起用し、パートナーには近藤を抜擢することとなった。そんなふたりにとっては、これがスーパーGTでの初優勝だった。

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 会見場に現れた川端は「スーパーGTには参戦を始めて3年目になりますが、最初のレースは鈴鹿1000㎞でした。トップを走っていたのですが100周目辺りでトラブルからリタイアしてしまいました」と会見を切り出した。そして「それがトラウマになったわけでもないのですが、そこからなかなか結果が出せずに来ましたが、今日の結果で頑張ったことが報われたように思います」と自らの初優勝を喜んでいた。

 レースの振り返りを問われると「前半のスティントで近藤選手がハイペースで走っていたことでクルマに対して自信を持つことができました。いい車を用意してくれたチームに感謝しています」とし、その一方で「スティントの最後は燃費でハラハラドキドキしましたが、走りきることができてよかったです。僕も今回が初優勝なので、とても嬉しいです」とコメントしている。

 ピットインのタイミングについて問われると「昨日の公式予選Q2ではハードめのタイヤを選んでいたので、決勝では前半のスティントを担当した近藤選手が引っ張る予定でいました」としながらも「でも11号車(#11 GAINER TANAX GT-R)に蓋をされた格好でペースを上げることができなかったので、作戦を変更して早めにルーティンのピットインを行ないました。タイムで多少速くても、やはりGT-Rを抜くのは簡単じゃないですからね」と作戦変更を明らかにしている。「それで当初の予定よりも早めにドライバー交代して、僕に変わってピットアウトしていったら、確かその2周後にセーフティカー(SC)がコースインしてきました。これは結果論かもしれませんが、本当にベストなタイミングでピットインを行なうことができたんです」と笑顔でコメントしている。

 最近、クルマは速くなってきたようだけど、との問いかけには「シーズンが始まった時にはクルマとタイヤのマッチングが今ひとつで、何とかクルマ(の素性)とドライビングで合わせこんできました。今年からチーム・ルマンでメンテナンスしてもらっているのですが、セブン・ポスト・リグ(動的試験装置)のデータと実際のアウディのデータとマッチしていなくてずいぶん苦労しました。でも前回の富士辺りからうまく整合性が取れ始めたのかクルマの調子も少し良くなり、今回はすごくよくなっていました」と調子が上向きの理由を説明。次回のもてぎ戦に向けては「前回のもてぎでも最後尾から追い上げて5位入賞しているので、次回は表彰台、できれば優勝を狙っていきたいです」と力強く結んでいた。

 そんな川端とコンビを組んでいる近藤も、今回が初優勝。「スーパーGTでは今日のレースが初優勝で、とても嬉しいです。最高のクルマを用意してくれたチームと、コンビを組んだ川端選手に感謝したいと思います」と謝辞を述べた後「今日のレースではスタートと前半のスティントを担当しました。最初の予定ではもっと前半のスティントで引っ張る予定だったので、タイヤを労わりながら走っていました。最後の方は少し厳しくなりましたが何とか川端選手に繋ぐことができてよかったです」と自身のスティントを振り返っていた。

 クルマが速くなったことに関しては「クルマのセットアップは川端選手とチームに任せっきり。僕は、みんなが仕上げてくれたクルマを信じて、ただ乗っているだけなんです」という。しかし「今回優勝したことで、チームの雰囲気は間違いなく上がっていると思います。その勢いに乗って次回のもてぎでもいいレースをしたいと思います」と力強くコメントを締めくくっていた。

 

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