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決勝で後退する姿はもう見せない! PPの64号車Moduloの伊沢「絶対に優勝したい」

スーパーGT第7戦もてぎでGT500クラスのポールポジションを獲得した#64 Modulo NSX-GTの伊沢拓也は、今回こそは予選の結果をレースに繋げ、優勝を手にしたいと意気込みを語った。

伊沢 拓也 Takuya Izawa,  #64 Modulo NSX-GT

Masahide Kamio

 立冬を迎えたものの、文字通りの小春日和に恵まれた11月7日(土)、ツインリンクもてぎではスーパーGTのシリーズ第7戦、『FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE』が開幕。穏やかな日差しに恵まれたドライコンディションに終始する中、午前中の公式練習を終えて最終チェックを済ませた各車は午後の公式予選に臨み、8月の第3戦鈴鹿で今季初、ふたりのドライバーにとっても初のポールポジションを獲得していた#64 Modulo NSX-GTが、今季2度目のポールポジションを手に入れることになった。

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 公式予選後に行なわれたポールポジション会見に臨んだエースドライバーの伊沢拓也は「今回は、GT300もGT500もダンロップがポールを獲っています。これはダンロップタイヤのパフォーマンスが高かった証拠」と装着するダンロップタイヤのパフォーマンスを絶賛。8月の鈴鹿でポールを獲った際には「誰が乗ってもポールが獲れる」と形容していたが今回はより具体的に「Q2でアタックした僕がポールを獲ることになりましたが、大津選手が(Q2で)アタックしたら彼がポールを獲っていたと思います」と続けた。

 自らが関わってきたダンロップタイヤの開発について問われると「今年はクルマが一新され、(GT500に1台きりで参戦している)ダンロップ勢としては使えるデータが全く少なくて、開発も一からスタートしてきました」と切り出した。そして「例えば、路面温度やタイヤの柔らかさとグリップ力の関係に関して(路面温度や気温が)どのくらいで(柔らかさが)どのくらいのタイヤがベストか、ということについて一からやり直してきました」と開発状況を紹介。「8月の鈴鹿辺りから分かってきたことがあります。その鈴鹿は、少しグリップ寄りに振っていましたが、前回の鈴鹿では少し見直して、予選は少し後れを取りましたが決勝もいいペースで走ることができました」と結んだ。

 さらに今シーズンを振り返って「これまで予選結果が良くても決勝では後退していくことが少なくなかったのですが、今回はそういうことのないように。せっかくポールポジションを獲って、一番有利なポジションからスタートできるので、最低でも表彰台」と決勝レースの目標を披瀝。「できれば優勝、いや絶対に優勝したいと思います」と力強くコメントした。

 お客さんを迎え入れての開催に関しても「シリーズ後半戦からはお客さんを迎え入れての開催となり、今回も観客の皆さんがサーキットにきて応援してくれているのですが、(限られた枚数のチケットを手に入れることのできた)ラッキーな観客の皆さんだけでなく、全国の、テレビの前で応援してくれるファンの皆さんにも満足してもらえるようなレースをしたいと思います」と、希望しながらもサーキットで観戦できないファンに対しての思いを語った。

 そして最後は取材記者に「僕たちも(今回と次回の最終戦・富士大会の)2回勝てば(逆転チャンピオンの)可能性はあるんですよね?」と聞き「最後まであきらめずに頑張ります」と結んでいた。

 一方、自らが担当したQ1でトップタイムをマークしてQ2を担当するエースの伊沢につないだルーキーの大津弘樹は、この日を振り返って「今週は、走り始めの公式練習から一発の速さがあって、午後の公式予選に向けて手応えを感じていました」と切り出した。そして「午後の公式予選でもポールを狙っていくことになり、自分が担当したQ1でもトップタイムをマークしてQ2を担当する伊沢選手に繋ぐことができました」と自分が担当したQ1を素っ気なく振り返ると「このところタイヤのパフォーマンスが上がっているだけでなく、セットアップも進んでクルマとしての速さが増してきています」と総括した。

 予選でのパフォーマンスが決勝に続かないのはなぜ?との問いかけには「ここまでは本番で苦戦することも多かったので、今回はそうならないように頑張ります」と答えた後で「僕はGT500では1年目のルーキーで、GT500のクルマについてどうこうという評価は、余りよく分からないのですが、伊沢選手がチームを引っ張ってくれています。クルマやタイヤの開発能力が高いことをそばで見ていて凄いな、と。見倣いたいですね」とコメント、隣に並んだ伊沢から「質問の答えになってないよ」と突っ込まれる一幕で会見場を和ませていた。

 そして翌日の決勝レースへの意気込みを問われると「後半戦からお客さんお姿が戻ってきてサーキットの雰囲気も盛り上がってきています。そんなお客さんに観てもらっている中でレースができて幸せです」としながらも「明日はお客さんに、僕たちが優勝する姿を見届けてほしいです」と、エース以上にきっぱりとコメントしたのが印象的だった。

 

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