8号車ARTA、3度目の正直なるか? 福住「自分たちのレースをすれば“結果”はついてくる」

スーパーGT第6戦鈴鹿のGT500クラス予選でポールポジションを獲得した#8 ARTA NSX-GT。決勝レースに向けて福住仁嶺は周りを意識しすぎず、自分たちのレースをすれば結果はついてくると語り、好結果への意気込みを見せた。

8号車ARTA、3度目の正直なるか? 福住「自分たちのレースをすれば“結果”はついてくる」

 朝夕の肌寒さが日ごとに強くなってきた10月24日(土曜)、鈴鹿サーキットではSUPER GTのシリーズ第6戦、FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACEが開幕。穏やかな日差しに恵まれたドライコンディションに終始する中、午前中の公式練習を終えて最終チェックを済ませた各車が、午後の公式予選に臨んだ。

 その予選では8月の第2戦富士、そして10月初旬の第5戦富士とこれまでに2度ポールポジションを獲得している#8 ARTA NSX-GTが、今季3度目となる“最速”の称号を手に入れることになった。

 公式予選後に行われたポールポジション会見でエースドライバーの野尻智樹は「今回もまた、クルマのセットを少し変えて持ち込んでいました。Q1では、それが余り良い結果を生まなかったので、Q2に向けてどう変えたらいいのか、自分なりにフィードバックしてクルマのフィーリングや福住選手のドライビングに(向けて)インフォメーションを伝えました」と淡々と振り返った。

 そして若い福住仁嶺のアタックには「福住選手がいい走りをしてくれていたのは、ピットでモニターを見ていても十分に伝わってきました」と若いパートナーのパフォーマンスを称えるとともに「自分のフィードバックが正解だったかどうかはわからない部分もありますが、福住選手がこうしてポールポジションを獲ってくれたことで、決して間違ってはいなかった」と安どの表情を浮かべていた。

 またこれまでに8号車は2度ポールポジションを獲得したものの、決勝ではなぜかペースが伸び悩み、また想定外の展開に見舞われてきたこともあって、優勝を挙げられていない。

 その点については「公式予選から決勝レースに向けて大きくセットを変えていなくても、いざ決勝レースになると想定外の状況が生まれて苦戦することが続きました」と野尻は振り返った。

 そして「今回はリアのグリップを出す方向でセットアップしてきたのですが、公式練習でのロングランでは良いところと良くないところがあって、その辺りを明日の決勝レースに向けてアジャストしていこうと思っています」と日曜日の決勝を見据えていた。

 一方、自らのアタックで今季3度目、自身としても2度目のポールポジションを奪った福住は「クルマの状態をフィードバックすることは難しいです」と切り出した。

 そして「僕はまだまだ上手くフィードバックできていないのですが、今日は野尻選手のアドバイスを活かしてポールポジションを獲ることができました」と、エースのアドバイスに感謝していた。

 さらに素っ気ないほどに淡々と「僕はアドバイスを信じてQ2では走りをうまくまとめただけ」と続けた。

 決勝に向けての手ごたえを聞かれると福住は「本番は明日(の決勝レース)」とし、「周りを意識しすぎることなく自分たちのレースをすれば、結果はついてくると思っています」と自分に言い聞かすように結んでいた。

 

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第6戦 鈴鹿
サブイベント 公式予選
執筆者 原田 了