「いつも通りやり、優勝を目指すだけ」52号車の吉田&川合、初PPからの決勝に意気込む

スーパーGT第8戦富士のGT300クラスでポールポジションを獲得した#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT。ドライバーの吉田広樹と川合孝汰は普段どおり決勝に挑み、優勝を目指すと意気込みを語った。

「いつも通りやり、優勝を目指すだけ」52号車の吉田&川合、初PPからの決勝に意気込む

 11月28日(土)、富士スピードウェイではスーパーGTのシリーズ第8戦、たかのこのホテル FUJI GT 300km RACEが開幕。GT300クラスでは#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田広樹/川合孝汰組が初のポールポジションを獲得した。

Read Also:

 ここ数年は11月初旬のもてぎ大会が最終戦となっていたが新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更された今年は、そこから3週間後でしかも標高も高い富士スピードウェイが舞台。

 タイヤをはじめとして“寒さ対策”の重要性が説かれてきていたが、いざふたを開けてみると公式予選日となったこの日は寒さも幾分緩んだ絶好のレース日和。前回のもてぎと同様にダンロップタイヤのユーザーがパフォーマンスを発揮する中、#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTが2位以下を一蹴した。

 会見場に現れた吉田は「ポールを獲れて、とても嬉しいです」と笑顔で会見を切り出した。

 そして「開幕戦では勝つことができましたが、ポールポジションを獲ってはいませんでした。だから初のポールポジションになりました」と続けた。

 さらにクルマについても「今年デビューしたクルマをチームのメカさんたちが1年かけていいクルマに仕上げてくれ、もちろんブリヂストンさんもいいタイヤを用意してくれました。チームやブリヂストンさんに感謝するのはモチロンですが、ずっと応援してくれたファンの皆さんにも感謝しています」とコメントしている。

 公式予選の振り返りを問われると「自分はQ1を担当したのですが、まずはコータ(川合孝汰)に繋ぐことが大事だと思っていました。自分のアタックは小さなミスもあって完璧なアタックにはできませんでした」と正直に告白。

 その一方で「でも、そのミスも含めてクルマのインフォメーションをチームやコータに伝えました。そうしたらコータが完璧なアタックを見せてくれました。彼にも感謝したいです」と相方のドライビングに貢献できたと、自分の仕事も誇らしげに語った。

 決勝への展望を問われると「GT300クラスはクルマも多車種ならタイヤも多メーカーだから、決勝レースの展開は全く想像できません」と切り出した。

「タイヤは、今日の予選ではベストマッチでしたが、明日の決勝レースでは、路気温が低くなるそうで、タイヤがどうなのかは見えてきていない部分もあります」と不安要素ものぞかせ、「ポイントランキングの上位が自分たちの後方にいます。今日の公式予選でポールを獲って1ポイントも獲れましたが、彼らとのポイント差を気にしても仕方ないです」

 そうキッパリと語った。

 そして「先ずは自分たちが、いつも通りやってきたことを100%出し切る。そうすればポイント争いは後からついてくる。そう考えて、まずは自分たちでできること……優勝を目指すだけです」と頼もしいコメントで会見を締めくくった。

 そんな吉田とコンビを組む若い川合孝汰はまず最初に「ポーポジションを獲ることができてとても嬉しいです」と喜びを口にしている。

 そして「オーナーの平沼さんから、緊張を和らげてくれるトレーナーさんまで、もうチームの全員に応援してもらったおかげでポールを獲ることができました」と続けた。

 予選を振り返っては「Q1でアタックした吉田さんからアイデアをもらい、ちょっとしたセット変更をしてQ2に臨んだのですが、クルマのバランスなどが一層よくなり、またいい位置取りができたこともあって、完璧なアタックができました」と先輩のアドバイスを称えていた。

 そしてポール獲得による1ポイントについては「ポールを獲ったことで1ポイント稼ぐことができましたが、ポイント争いがシビアなだけに大きな1ポイントになると思います」と嬉しそうに答えていた。

 混戦が予想される翌日の決勝についても「いつもできている以上のことは望んでも無理だと思っています」としながらも、「それでも初のポールポジションからスタートするので優勝終われればいいと思っています」とし「いつも通りをミスなくやり遂げる。そのための準備、楽なレースができるよう、きちんと準備をして明日の決勝に臨みたいと思います」と力強く結んだ。

 

Read Also:

シェア
コメント
PPで王座に一歩接近。37号車平川、決勝は「開幕戦と同じポールトゥウィンを目指す」

前の記事

PPで王座に一歩接近。37号車平川、決勝は「開幕戦と同じポールトゥウィンを目指す」

次の記事

ベスト尽くすもトヨタ勢の先行許す結果に、RAYBRIG山本「ここまで離されるとは思わなかった」

ベスト尽くすもトヨタ勢の先行許す結果に、RAYBRIG山本「ここまで離されるとは思わなかった」
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第8戦 富士
サブイベント Qualifying
ドライバー 吉田 広樹 , Kohta Kawaai
チーム 埼玉トヨペットGreen Brave
執筆者 原田 了