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埼玉トヨペット、今季2勝目も56号車リアライズが2位獲得で今季王者に|GT300富士

2020スーパーGT第8戦富士のGT300クラス決勝は#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTが今季2勝目を挙げたが、2位を獲得した#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rがシリーズチャンピオンに輝いた。

川合孝汰、吉田広樹(#52 埼玉トヨペット GB GR Supra)

写真:: Masahide Kamio

 コロナ禍に見舞われた今年は、都合4度の大会が実施された富士スピードウェイで11月29日、最終戦の300㎞レースが開催された。サーキット上空は曇り空。気温は9度、路面温度17度というコンディションであり、低い路温に対処してフォーメーションラップを3周したのち決勝レースがスタートした。

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 スタート直後の1コーナーでは2番グリッドから好ダッシュを見せた#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が、ポールポジションからスタートした#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTの川合孝汰をパスし先頭を奪った。タイヤの温まりで優位に立つ山内が先制攻撃をかけた格好だったが、川合もタイヤが温まってくるとペースを上げていき、8周目の1コーナーで再逆転を果たしている。

 チャンピオン獲得には優勝しかない両者が先を急ぎ、その後方には#6 ADVICS muta 86MCの阪口良平、#96 K-tunes RC F GT3の新田守男、#11 GAINER TANAX GT-Rの安田裕信、#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rの藤波清斗、#65 LEON PYRAMID AMGの菅波冬悟が続き、この日のレースの勝敗だけでなくシリーズタイトルの行方を懸けたバトルが繰り広げられることになった。

 ピットウィンドーが開くと#65 LEON PYRAMID AMGが先陣を切ってルーティンピットを行なった。菅波から蒲生尚弥に交代するもタイヤ無交換、ガソリン補給のみでピットアウトしていった。これに続いて上位陣では、#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが24周を終えて藤波からジョアオ・パオロ・デ・オリベイラに交代。28周目には#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTが川合から吉田広樹に交代。さらにその翌周には#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが山内から井口卓人に交代している。

 56号車と61号車はタイヤを4本交換する正攻法だったが、65号車と52号車はタイヤ無交換作戦を選択していた様子だ。

 上位陣がルーティンのピットインを終えると再び、#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田がトップに返り咲いた。その後方にはタイヤ無交換でピットタイムを短縮した#65 LEON PYRAMID AMGの蒲生がつけ、さらに#6 ADVICS muta 86MCの小高一斗、#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rのデ・オリベイラと続いていた。ポイント争いの面で見ると、この状況では65号車が“当確”となるのだが、ここからデ・オリベイラの猛追が始まることになる。

 先ずは#6 ADVICS muta 86MCの小高一斗に照準を合わせたデ・オリベイラはみるみるその差を詰めていき、52周目の13コーナーでこれを一気にパス。このオーダーのままチェッカーとなれば#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rの逃げ切りタイトルが決定するのだが、デ・オリベイラは追撃のペースを緩めることなく先を急ぐ。そしてタイトルを争う直接のライバル、#65 LEON PYRAMID AMGの蒲生を55周目の1コーナーでパスすることに成功した。

 自身もタイトル候補でありながら、タイトルよりはこの日の勝利を、と彼らのバトルをしり目にトップを快走した#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田は、快調なペースを最後まで崩すことなく集会を続け、開幕戦以来となりトップチェッカーを受けた。2位に入った#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが15ポイントを加えてタイトルを獲得した。

 トップの52号車と同じくタイヤ無交換作戦で臨んだ#6 ADVICS muta 86MCと#65 LEON PYRAMID AMGは、ピットタイム短縮と引き換えとなったタイヤのグリップダウンに泣き、65号車に関してはこの日の勝利だけでなくシリーズタイトルまでも失う結果となった。

 

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