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【スーパーGT】富士公式テスト2日目、最後の最後で逆転した23号車ニスモが最速

スーパーGT富士公式テスト2日目は、#23 MOTUL AUTECH GT-Rが最速タイムをマークした。

#23 MOTUL AUTECH GT-R

写真:: Masahide Kamio

 天気予報は半分当たったが、残り半分は外れることになった。早朝には予報通り、厚い雲が空を覆い、実際にテスト走行のセッションが始まる直前にはパラパラと小雨が舞ってコースを濡らしたが、そこから本降りにはならず、むしろ晴れ間が広がってきた。結果的にセッション開始時点ではダンプ状態だったが、ここから路面はぐんぐん乾いていき、セッション中盤には全車がドライタイヤに履き替えての走行となった。

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 セッション開始早々、ライバルに先んじて1分37秒台に入れたのは#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の松田。これに1分38秒台で#37 KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/阪口晴南)、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)、#17 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)、#36 au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)、#14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)、#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)といった辺りが僅差で続く。前日、マシンに大きなダメージを負った#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)は、メカニックの懸命な作業によって修復を終え、セッション開始から中団につけ、快調に周回を続けていった。

 スタートから30分ほど経ったところで一度赤旗が提示されて中断したもののすぐに再開。午前10時からは予定通りSC訓練が始まった。訓練は、前日のタイム結果から、GT500は#36 au TOM'S GR Supraが、GT300は#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが、それぞれクラスのトップを走っているとの想定で行われ、10時13分にはリスタートが切られている。

 セッション中盤になると、#23 MOTUL AUTECH GT-Rや#37 KeePer TOM'S GR Supra、そして#1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/武藤英紀)といった辺りがタイミングモニターのトップを入れ替わりながらタイムを削っていった。さらに#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTや#12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)もこの争いに加わるが、#12 カルソニック IMPUL GT-Rは#23 MOTUL AUTECH GT-Rとトップタイム争いを展開し、これに#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが食らいついてトップ3をGT-Rが独占するシーンもあった。

 セッション終盤には#19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)もタイミングモニターの上位に進出するが、#23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田が1分29秒フラットまで詰めてライバルを引き離す。これでトップタイムが決定したかに思われたが、最後の最後で#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯が28秒台に入れて再逆転。岡山での公式テスト初日以来となるセッショントップタイムをマークすることになった。

 午後のセッションでも#1 STANLEY NSX-GTの山本が先陣を切って最初に1分29秒台に入れると、これを追う格好で#38 ZENT GR Supra(立川祐路/石浦宏明)の石浦も29秒台に入れ、#17 Astemo NSX-GTの塚越や#64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)の伊沢も29秒台で石浦に先行した。そうした争いを一蹴するように#23 MOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリは1分28秒397までタイムを削り、この日のベストタイムをマークしている。

 GT300では前日に続いて#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)のデ・オリベイラがトップタイムをマークしている。

トップタイムコメント

■GT500=ロニー・クインタレッリ/#23 MOTUL AUTECH GT-R

「午前は(松田)次生選手が担当で、私は午後のセッションを担当しました。1回ショートトライをした後はロングランのテストをして、富士に向けては好いタイヤを選ぶことができました。特にタイヤライフの点で納得できるタイヤです。タイヤに関しては、他に新たなトライもしましたが、それも好いデータがとれていました。タイヤに関しては去年よりも確実に進歩しています。クルマに関しては基本的には去年のままで、エンジンには手が入れられていて、少しだけど着実に良くなっています。開幕、特に第2戦の富士に向けては充分な手応えをつかむことができました」

■GT300=ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R

「今日もクルマのフィーリングはよかったですね。特にレースシミュレーションでロングランした時はね。2日間ともにトップタイムということで手応えは大きくなりましたね。クルマのセットアップやタイヤのライフでは自信が持てました。クルマにも自信が持てたので、開幕戦から頑張っていきます」

 

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