スーパーGT 第7戦:もてぎ

【スーパーGT】Q1突破わずか1回も王座争い大量リード。レース巧者の1号車STANLEY「いつも通り少しでも前でゴールするだけ」

2021年スーパーGTでタイトルに王手をかけている1号車STANLEY NSX-GT。小島一浩監督は、いつも通りのレースをしたいと語った。

戎井健一郎

公開日時: 2021/11/05 10:47

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#1 STANLEY NSX-GT

 2021年のスーパーGTは8戦中6戦が終了し、第7戦もてぎ、第8戦富士を残すのみとなった。GT500クラスはTEAM KUNIMITSUの1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が強さを見せており、ここまで全戦でポイントを獲得。ドライバーランキングでは山本が60ポイントでトップにつけている。

 山本のひとつ下、ランキング2番手には開幕戦岡山を欠場したことで獲得ポイントが57となっている牧野がつけているが、ランキング3番手以下は塚越広大、ベルトラン・バゲット(17号車Astemo NSX-GT/44ポイント)、関口雄飛、坪井翔(36号車au TOM'S GR Supra/41ポイント)と続いており、山本とは大差がついている。1大会で獲得可能な最大ポイントが21であることを考えると、もてぎ戦の結果次第では最終戦を残して山本のタイトルが事実上確実となる可能性も十分ある。山本、そしてTEAM KUNIMITSUとしても連覇が懸かっている。

 大差でタイトル争いをリードしている1号車だが、実はここまでの6戦中5度、予選Q1敗退を喫している。しかしながら、NSX-GTの燃費性能を活かして最小周回数付近でピットインすることで、セーフティカー出動リスクを回避し、なおかつ“アンダーカット”を成功させて順位を上げてきたのだ。

 そして1号車が今季唯一Q2を突破したレース、それもポールポジションを獲得したレースというのが、今回の第7戦の舞台であるツインリンクもてぎで行なわれた第4戦だ。ただ、7月に行なわれた第4戦と11月の第7戦ではコンディションも大きく異なる。そのため、小島一浩監督は「タイヤも全く違ったものになりますし、もちろんウエイトの量も違います。そこにどう合わせ込むかが大切だと思います」と慎重な姿勢を崩していない。

左から牧野任祐、星学文エンジニア、小島一浩監督

左から牧野任祐、星学文エンジニア、小島一浩監督

Photo by: Masahide Kamio

 第7戦でタイトルを決める可能性について問われた小島監督は「0%ではない、くらいのことだと思いますよ」と苦笑い。いつも通り確実に順位を上げていくレースをしたいと語った。

「いつもと変わらず、ひとつでも前のポジションでゴールするということだけを考えてやっていかないといけません」

「ポイントリーダーなので、ギャンブルをして何とかして勝たないといけないという状況ではありませんが、今季は長い間ポイントリーダーに立っているので、その分プレッシャーは感じていると思います。そのプレッシャーを良い方向にうまく活かしたいですね。流れは掴めていると思うので、それをキープしていきたいです」

 

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