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スーパーGT第5戦SUGO決勝レポート(GT500):カルソニック IMPULが5年ぶりの優勝。平峰、松下共にGT500初優勝

スーパーGT第5戦SUGOの決勝レースでは、12号車カルソニック IMPUL GT-RがGT500クラスの優勝を飾った。

#12 カルソニック IMPUL GT-R

写真:: Masahide Kamio

 スーパーGTシリーズ第5戦の決勝レースは、9月12日にスポーツランドSUGOにおいて行なわれ、予選3番手からスタートした12号車カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)が5年ぶりの優勝を果たした。平峰はGT500クラス参戦2年目での、松下はスーパーGTフル参戦初年度の初優勝だった。

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 朝から晴天に見舞われたSUGOは、気温28℃、路面温度44℃と暑さが戻ってきた。13時30分にフォーメーションラップがスタートしたが隊列が整わないために、3周後の13時37分にバトルがスタート。レース序盤はポールシッターの8号車ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)の野尻とフロントロウスタートの16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)の大湯がレースをリードしたが、徐々に大湯は遅れ出し、野尻の独走状態となった。

 16号車NSXを追いかけていた12号車GT-Rの松下は14周目のストレートで並ぶも2〜3コーナーでバランスを崩した際に17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)のバゲットに抜かれた。しかし松下は20周目の2コーナーでバゲットを抜き返し、21周目のハイポイントでは大湯をかわし2番手に順位を上げた。この時点でトップ8号車NSXとの差は16秒にまで広がっていた。また16号車NSXは徐々に順位を落とし、23周目には3番手が17号車NSX、4番手が3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)となった。

 83周レースの1/3を経過した31周でトップの8号車NSXがピットインして福住に交代。2番手の12号車GT-Rも33周でピットインして平峰に交代した。36周ですべてのGT500車両がピットインを終わらせると、8号車NSXがトップで13.9秒差の2番手が12号車GT-R。さらに17号車NSXの塚越、1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任佑)の山本が続いた。

 そこから12号車GT-Rの平峰が追い上げを見せ46周目にはトップ8号車NSXとの差を2.7秒にまで縮めて来た。さらに8号車NSXにはドライブスルーのペナルティが出た。ピット作業違反ということだが、交換した左フロントタイヤがフロントバンパーに引っかかり平置きができていなかったのだ。

 47周目の最終コーナーで19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)が出火しストップ。これでセーフティカー(SC)が導入となった。ピットロード入口がグリーンになり53周で8号車NSXがピットイン。しかしピットロード出口の信号を無視してコースへ戻ったことで、さらにペナルティが科されてしまった。

 54周完了でリスタート。トップとなった12号車GT-Rの平峰はじわじわと17号車NSXを引き離しにかかった。64〜65周目には1台の車両がコース脇に停止したことでFCY(フルコースイエロー)となったが、解除後も後続を引き離していった。またFCYからのリスタート時に1号車NSXが17号車NSXをかわして2番手へ浮上。レース終盤はこの順位に変動はなく、12号車GT-Rが2016年第5戦富士以来5年ぶりとなる優勝を遂げた。

 昨年チームに加入した平峰は「言葉になりません。チェッカー受ける3〜4周前から足がむずむずしました。優勝というのはこんなに嬉しいんだなと思いました」とGT500初優勝に感無量の表情。昨年GT300にスポット参戦してGT500は今年が初年度の松下は「ウェイトが軽いと言っても勝ちは勝ち。面白いレースができて幸せです」とGT初優勝を喜んだ。

 

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