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ポイントリーダー浮上の12号車インパル「星野監督のためにも腹をくくる」と平峰【スーパーGT第5戦:GT500優勝記者会見】

鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーGT第5戦の決勝レース。優勝記者会見で語られたGT500のドライバーコメントを紹介。

Kazuki Hiramine, Bertrand Baguette, #12 カルソニック IMPUL Z

写真:: Masahide Kamio

 スーパーGT第5戦鈴鹿のGT500クラス決勝では、12号車カルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が優勝を飾った。記者会見に登場した彼らは次のように語った。


#12 カルソニック IMPUL Z

■ベルトラン・バゲット

「気分はとてもいいし、最高だ。日産では初めての優勝だから本当に最高の気分だ。チャンピオンシップをリードしていると思うから、あと残る3レースでもインパル、カズキと共にベストを尽くしていきたい」

「最後尾スタートだったから、僕のスティントはリスクを抱えてもどんどん前に進んでいくことが僕らの目標だしやるべきことだった。最初のラップからコースオフせざるを得ず、戻ってきた後の37号車の後ろではかなりキツかったが、10~11ラップあたりでやっと追い越すことができた。その後39号車の後ろにとどまっていたが、フロントタイヤも消耗していてなかなか追い越すことができなかった」

「第1スティントの目標はできるだけ長く留まって、できるだけポジションを上げていき、そしてカズキにマシンを渡すことだった。交代したあと、(平峰は)素晴らしい走りを見せてくれた。セーフティカー(SC)が入ったことなど、運が向いたことなどもあったが、(平峰が)4番手、5番手から素晴らしいレースを見せてくれた。彼とチームメイトでいられて光栄だし誇りに思う」

(─今日の勝因について)レースペースが全てだったと思う。最初から、クルマはとても強いペースを持っていて、最初スティントではそれを見せることが出来たと思う。もちろん、SCがが入ったタイミングも味方してくれたと思うけど、やはりレースペースだったと思う」

(─終盤3レースに向けて)前回の鈴鹿戦ではリタイアでポイントを全然獲得できなかった。あまり良いシーズンではないと感じていたが、前回の富士で2位を獲得し、ここで優勝できたのは突然という感じだ。ずっとプレッシャーがあったので、1回優勝できたことで楽になった」

「あとはチャンピオンシップを目指すしか無いと思う。次はサクセスウエイトが増加するため、簡単ではないと分かっている。インパルはタイトルの経験が無かったと思うけど、そこで僕とカズキでチャンピオンシップを勝ち、チームと(監督の)星野サンにプレゼントをあげられればと思う」

■平峰一貴

「今の気持ちは、最後尾からトップで終わることができるとは思っていなかったので、驚きとすごく嬉しい気持ち、というところです」

「昨日の予選では何もミスもなく、タイムを見てQ1は通っただろうと思ったんですが、実際にはビックリするようなポジションで終わってしまい、チームにもバゲットさんにも申し訳なかったです。自分なりに出し尽くした結果ではありましたがショックを抱えていて……今日は朝からバゲットさんが元気づけてくれて、『今日は絶対表彰台を諦めずに最後まで狙っていこう』とずっと話してくれていました」

「ファーストスティントではバゲットさんも苦労していましたが、シケインでオーバーテイクしていく姿を見て、僕も絶対自分のスティントで思い切りやってやると思っていました。ああしたオーバーテイクを見せてくれたことでチームの士気も上がって良かったなと思っています

「最終スティントで乗り代わってからもとにかくプッシュ、プッシュし続けました。途中でSCが入るタイミングで運良く(ピットへ)入れたのもありましたが、それもチームが何かあったときのために準備してくれていたからこそ、瞬時にタイヤを変えて給油を済ませてコースへ戻してくれました。チームの頑張りもあったからの結果だなと思います」

「最後は何台か前にいましたが、全部抜いていきたいという思いがありました。実は残り3ラップくらいまでどこを走っているか分からなくて、最後の3ラップで17号車を抜いたらトップなんだと気がついて、そしてチェッカーを受けたという感じです。出し切ったレースでした」

(最終スティントの23号車との争いでコースオフを喫した場面について)次生さんが300クラスの車に引っかかっているのが見えて、抜きに行こうと思ったんですが、ああして寄せられて芝生に進んでしまいました。スピンしないようにしてなんとか帰ってこれたのは幸運だったなという感じですが、(幅寄せに)怒っているとかはないです。基本的に監督からは最後のチェッカー受けるまで出し切ってこいと言われていて、ただそれに集中しているだけです」

「次生さんがペナルティを(そのせいで)受けて、消化したなら、それはGTAの決めることなので……寄せられて戻ってきたときは『絶対また追いついてやる』と言う気持ちなんで、怒っているとかはないです。それがレースだと思っているので」

(─今日の勝因について)予選はポジション的に全然ダメでしたが、ロング(ランのペース)は良いな、というのがありました。ロングランのペースが良く、SCのタイミングもありましたが、落ちないペースのおかげで優勝に近づけてくれたかなと。ロングランのペースというのは、鈴鹿に来る前にすごくチームと準備しているので、それが実ったと思います」

(─終盤3レースに向けて)GT500クラスに昇格して3年目ですが、シリーズランキングトップになっているというのは、すごく嬉しいことではあります。ですが自分の最終的な目標はインパルにバゲットさんと一緒にチャンピオンを届けるということです。監督のためにも腹をくくって絶対チャンピオンをプレゼントしたいと思っているので、引き続きそこに向けて全力で努力していきたいです」

 
 
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