19号車WedsSportが”不運”跳ね除け今季4度目のポールポジション獲得|スーパーGT第6戦SUGO:GT500予選
スーパーGT第6戦SUGOの予選が行なわれ、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資&阪口晴南組)がポールポジションを獲得した。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGT第6戦SUGOの予選が行なわれ、19号車WedsSport ADVAN GR SupraがGT500クラスのポールポジションを獲得した。
2022年のスーパーGTもシーズン後半へ入り、第6戦の舞台はスポーツランドSUGO。1周3,586mと短くコース幅も狭いため、オーバーテイクも容易ではない。アクシデントによるセーフティカー出動の可能性も高いものの、上位フィニッシュを目指すためには予選順位がカギとなる。
予選日は午前中からサーキット上空を厚い雲が覆っていた。予選セッションが始まる頃には時折晴れ間から日差しが差すこともあったが、気温26度、路面温度31度というコンディション。ただホームストレートでは強い向かい風が吹いていた。
GT500のトップ8進出を決めるQ1では、セッション残り2分を切るところで3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zの高星明誠がターゲットタイムとなる1分10秒584をマーク。そのタイムを午前中のフリー走行でトップだった64号車Modulo NSX-GTの大津弘樹が1分9秒714で塗り替えていったいったが、さらに16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯都史樹がコースレコードを更新する1分9秒660でQ1トップ通過となった。
16号車と64号車のダンロップ勢と同じく1分9秒台で続いたのが、今季ここまでマシントラブルに泣いてきた38号車ZENT CERUMO GR Supraの石浦宏明だった。一方で8号車ARTA NSX-GTは8番手通過の17号車Astemo NSX-GTから0.078秒差でQ1敗退。3号車を始めランキング上位の12号車カルソニック IMPUL Zや37号車KeePer TOM'S GR Supraらも、燃料リストリクター適用もあってかペースが伸び悩み、ここで姿を消すこととなった。
また、坪井翔が駆る36号車au TOM'S GR Supraはコースに出るもマシントラブルかピットイン。ガレージで応急処置を済ませて再びコースに出たものの、最終的にタイム計測を行なわずセッションを終えた。
迎えたQ2では、セッションが残り8分を切ったところで各車がコースへ。Zやスープラ勢に続いてNSX勢が遅れてのコースインとなった。
タイヤのウォーミングアップを終えた後、17号車の松下信治からタイム計測を開始し、1分10秒268をマーク。ロニー・クインタレッリからバトンを受け継いだ松田次生が乗る23号車MOTUL AUTECH Zなどがそれを上回るも、19号車の阪口晴南が驚速タイムで塗り替える。コースオフによりギャップが縮まっていた前方の64号車に最終コーナーで行く手を阻まれながらも、坂口はコースレコードを再び塗り替える1分9秒627でトップタイムを記録した。
38号車もそのタイムに挑むも0.378秒届かず2番手に。これにより19号車の今季4回目のポールポジションが確定した。
3番手には23号車が並んだが、前戦鈴鹿で松田のモラルハザードが累積7ポイントとなったことで、決勝レースでは4グリッド降格となる。そのため、3番グリッドには100号車STANLEY NSX-GT、23号車は7番グリッドとなる。
スーパーGT第6戦SUGOの決勝レースは、明日9月18日(日)14:00から84周で争われる。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments