スーパーGT 第6戦:SUGO
今週末最速の1台だった? 36号車au TOM'Sの坪井翔が語る「非常にもどかしい」第6戦SUGO
スーパーGT第6戦SUGOでは初日からポテンシャルを見せていた36号車au TOM'S GR Supra。不運もあり最後尾スタートから10位に終わった今回のレースを、坪井翔は「非常にもどかしく残念」と振り返った。
戎井健一郎
編集: 2022/09/18 12:07
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

スポーツランドSUGOで行なわれたスーパーGT第6戦は、途中降り出した雨により難しいレースとなった。そんなレースを10位でフィニッシュした36号車au TOM'S GR Supraにとっては、走行初日からトップ争いができるポテンシャルを見せていただけに、もどかしさの残る週末となった。
36号車は初日午前に行なわれた公式練習で5番手タイムを記録。セッション中は好タイムを連発しており、チームとしても手応えがあったという。
しかし迎えた予選ではQ1でターボ系のトラブルが発生。一度もタイムを記録することなく終える形となってしまった。
最後尾からのスタートとなった決勝では、まず坪井翔がスタートドライバーを担当し、序盤から2台をパス。そこから雨が降り出し、多くのチームがウェットタイヤにスイッチする中、36号車はドライタイヤのままステイアウトすることを選択した。この選択は、最後尾スタートのためなんとかジャンプアップを狙いたいというチームの思惑も大いに関係していた。
「ピットに入ろうか迷いましたが、けっこう後ろの方にいたこともあり、これから(雨が)降らないという可能性に賭けました」と坪井は振り返る。
ステイアウトにより上位に顔を出していた坪井だが、期待に反して雨脚は強くなっていたためドライタイヤではコースに留まるのも厳しい状況で、ズルズルと順位を下げた。
「コースにいるのが精一杯で、GT300(クラス車両)にも抜かれるくらいでした」
「セクター3とセクター4はドライっぽかったですが、セクター1、セクター2はとにかく濡れていました。ただハイスピードコーナーのあるセクションが濡れていなかったので、まだ走ることができましたね。低速コーナーは何とか気合いで乗り切りました」
「そもそも、(ライバルと)違う戦略を採らないといけない状況にいたのが問題なんですけど……たらればですが、あのまま路面が乾いていたら僕たちにビッグチャンスが来ていたと思います」
ウエット路面をドライタイヤで走るという難しいミッションをコースオフすることなく乗り切った坪井は、30周でピットインしてウエットタイヤに替えると共にジュリアーノ・アレジにバトンタッチ。アレジは残る50周以上を粘りの走りで切り抜け9番手でフィニッシュしたが、黄旗区間追越しの違反が2件あり、合計80秒加算のペナルティを受けて10位に終わった。
展開も味方せず、ポテンシャルを活かしきれなかった36号車。坪井はやるせない思いを口にした。
「そもそも今週はトップ争いをしないといけなかったのに、あんな感じで終わってしまいました。クルマは速いのに、本当に歯車が合わなくて結果に結びつかないので、非常にもどかしいですし残念です」
「ただ(第7戦)オートポリスは(サクセスウエイトが)すごく軽い状況で臨めますし、そこで勝てばランキングも上の方に戻ってこれると思うので、1回くらいは勝って終わりたいです」
36号車の坪井とアレジは現在ランキング9番手。トップとの差は29.5ポイントとなっている。
Read Also:
- ミシュラン勢が雨で躍動! 3号車CRAFTSPORTSが今季2勝目。僚機23号車が続く|スーパーGT第6戦SUGO:GT500決勝
- 3号車CRAFTSPORTSが雨のレース制し今季2勝目!|スーパーGT第6戦SUGO:決勝順位速報
- 雨の中、混乱のレースも戦略バッチリ! 2号車mutaが今季初勝利|スーパーGT第6戦鈴鹿:GT300決勝
- いざ初戴冠へ。3号車の高星「タイトルを獲る意気で次戦に臨む」千代も確かな手応え【スーパーGT第6戦:GT500優勝記者会見】
- 加藤寛規、天気を味方に掴んだ1勝に「言葉がない」。若手の堤をベタ褒め【スーパーGT第6戦:GT300優勝記者会見】








あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 加藤寛規、天気を味方に掴んだ1勝に「言葉がない」。若手の堤をベタ褒め【スーパーGT第6戦:GT300優勝記者会見】
次の記事 「人間だからミスはある」PPタイム抹消の憂き目も気持ちを切り替え、最後尾からポイント持ち帰った高木真一
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
戎井健一郎

一体どこから来た!? “ほぼ最後尾”28番手から2位表彰台! 360号車RUNUPはいかにして特大ジャンプアップに成功したか
スーパーGT
スーパーGT
第7戦:オートポリス
1 日前
一体どこから来た!? “ほぼ最後尾”28番手から2位表彰台! 360号車RUNUPはいかにして特大ジャンプアップに成功したか

優勝STANLEY以外は厳しい結果に終わったホンダ勢。2回目のSCに泣いた16号車ARTA、複数のトラブルに見舞われた17号車Astemo
スーパーGT
スーパーGT
第7戦:オートポリス
1 日前
優勝STANLEY以外は厳しい結果に終わったホンダ勢。2回目のSCに泣いた16号車ARTA、複数のトラブルに見舞われた17号車Astemo

埼玉Green Brave、パーツ不足の中で痛恨クラッシュ。勝利のため、引くわけに行かなかった野中「僕が1周でも守れば、良い展開が作れると」
スーパーGT
スーパーGT
第7戦:オートポリス
2 日前
埼玉Green Brave、パーツ不足の中で痛恨クラッシュ。勝利のため、引くわけに行かなかった野中「僕が1周でも守れば、良い展開が作れると」
最新ニュース

MotoGP、カタールGP開催の意向をチーム側に改めて伝達。中東情勢への懸念続くなか
MotoGP
MGP MotoGP
カタールGP
8 時間前
MotoGP、カタールGP開催の意向をチーム側に改めて伝達。中東情勢への懸念続くなか

ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」
F1
F1 F1
アメリカGP
9 時間前
ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」

マクラーレン、3連戦でアップデート投入。2027年型マシンの基礎に「基本コンセプトのいくつかを検証したい」
F1
F1 F1 9 時間前
マクラーレン、3連戦でアップデート投入。2027年型マシンの基礎に「基本コンセプトのいくつかを検証したい」

ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」
F1
F1 F1
アメリカGP
11 時間前
ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録