36号車au TOM'S、第7戦オートポリスで4グリッド降格に。前戦SUGOでジュリアーノ・アレジが2度の黄旗追い越し
スーパーGT第7戦オートポリスでは、モラルハザード適用により36号車au TOM'S GR Supraらに罰則が科されることとなった。
写真:: Masahide Kamio
オートポリスで10月1日〜2日にかけて行なわれるスーパーGT第7戦。同レースにおいてGTAドライビング・モラルハザード防止制度の罰則が適用される3人のドライバーが明らかにされた。
ひとり目は36号車au TOM'S GR Supraのジュリアーノ・アレジ。アレジは前戦SUGOの際、黄旗区間で2度GT300クラス車両を追い越してしまった。そのため同レースでは40秒のタイム加算ペナルティがふたつ科された上に、ペナルティポイントが6点加算されてしまった。
これでアレジの累積ペナルティポイントが7となり、次戦の公式練習の後半1時間参加禁止とスターティンググリッド4グリッド降格という罰則が適用されることになった。現在ランキング9番手のアレジと坪井翔は、タイトル争いに生き残るためオートポリスでは何としても上位フィニッシュが欲しいところだが、少なくとも3列目以下のグリッドから追い上げのレースを強いられることになってしまった。
この他にも、55号車ARTA NSX GT3の木村偉織、2号車muta Racing GR86 GTの加藤寛規も、累積のペナルティポイントが一定基準に到達したため罰則を受ける。
木村はSUGO戦の決勝レースで30号車apr GR86 GTと接触。ドライブスルーペナルティを受けたが、ペナルティポイントが累積5点となったことで公式練習後半1時間の参加禁止となる。
一方、48号車植毛ケーズフロンティア GT-Rとの接触があった加藤はレース中に関しては黒白旗の掲示のみに終わっているが、ペナルティポイントが1点追加されて累積4点となったため、木村同様に公式練習の後半1時間に参加することができない。
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