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100号車STANLEYがポールトゥウィン。2位に入ったインパルが27年ぶりのタイトル獲得|スーパーGT最終戦もてぎ:GT500決勝

スーパーGT第8戦もてぎの決勝レースが行なわれ、GT500クラスは100号車STANLEY NSX-GTが優勝。年間王者には12号車カルソニック IMPUL Zの平峰一貴、ベルトラン・バゲット組が輝いた。

#12 カルソニック IMPUL Z

写真:: Masahide Kamio

 2022スーパーGT第8戦(最終戦)の決勝レースがモビリティリゾートもてぎで行なわれた。GT500クラスの優勝は100号車STANLEY NSX-GT。シリーズチャンピオンには12号車カルソニック IMPUL Zの平峰一貴、ベルトラン・バゲット組が輝いた。

 今シーズンのスーパーGTもいよいよ最終戦。シリーズタイトル争いは5チーム10名のドライバーに載冠の可能性が残されており、ランキング首位の千代勝正、高星明誠組(3号車CRAFTSPORTS MOTUL Z/58点)、同2番手の平峰一貴、ベルトラン・バゲット組(12号車カルソニック IMPUL Z/55.5点)、同3番手の塚越広大、松下信治組(17号車Astemo NSX-GT/54点)は自力でのタイトル獲得が可能となっていた。

 予選でポールポジションを獲得したのは100号車STANLEY。トップと16点差のランキング4番手につける山本尚貴と牧野任祐にとっては、レースで優勝してライバルが下位に沈めば、逆転タイトルも可能な状況だ。

 ランキング首位の3号車CRAFTSPORTSが4番手、同2番手の12号車カルソニックが3番手につける一方、同3番手の17号車Astemoは10番グリッドに沈んだ。予選を終えた段階では日産陣営が優位といった形。そして一夜が明け、63周の決勝レースが快晴の下でスタートした。

 100号車STANLEYの牧野は危なげなくホールショットを奪った。2番手争いは12号車が一旦19号車WedsSport ADVAN GR Supraの前に立ったものの、19号車の国本雄資が再度抜き返す。一方4番手争いでは3号車CRAFTSPORTSと8号車ARTA NSX-GTが5コーナーで接触。8号車ARTAはコース外に弾き出されて最後尾に落ちたが、3号車CRAFTSPORTSには接触の原因を作ったとしてドライブスルーペナルティが科されるなど、いきなり波乱の展開となった。

 波乱はこれだけに留まらなかった。36号車au TOM'S GR SupraとGT300クラスの30号車apr GR86 GTが3コーナーで接触したことで、スピンして横を向いた30号車に後続の集団が次々追突。10周目にFCY(フルコースイエロー)が出され、後にセーフティカーに変わった。この接触に巻き込まれた24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zと39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraはここでレースを終えることとなった。

 そしてセーフティカー中には、ホームストレートでGT300クラスの追突事故が発生。コース上にマシンの残骸や破片が散乱したため、セーフティカーランは長引くこととなった。

 100号車STANLEY、19号車WedsSport、12号車カルソニック、17号車Astemo、3号車CRAFTSPORTSというオーダーで21周目にレース再開。ピットストップウインドウがオープンとなるレース距離3分の1が経過すると、各車続々とピットに入っていった。100号車は22周終了時にピットインして山本尚貴にドライバー交代すると危なげなく首位を守り、12号車カルソニック、14号車ENEOS X PRIME GR Supraらを従えていった。

 レースが折り返しを迎えたタイミングで100号車STANLEYの山本に12号車カルソニックの平峰が接近したが、オーバーテイクには至らず。3番手以下には14号車、17号車、3号車がトップから10秒以内のギャップで走行していた。

 100号車STANLEYの山本は最後まで12号車を抑え切りトップチェッカー。待望の今期初勝利を手にした。そして12号車カルソニックは2位に入ったことでシリーズタイトルを獲得。平峰とバゲットにとっては初のタイトル、そしてTEAM IMPUL(ホシノレーシング)としては全日本GT選手権時代の1995年以来実に27年ぶりのタイトルとなった。

 3位は14号車ENEOS。3号車CRAFTSPORTSの高星は終盤に17号車Astemoを交わして4番手に上がったが、追い上げはそこまで。高星と千代は4.5ポイント差でタイトルを逃す形となった。

 
 
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