大事故から2ヵ月……車椅子生活乗り越え見事カムバック。松田次生がクラッシュで負った怪我とリハビリ生活について語る
スーパーGT第3戦鈴鹿での大クラッシュを乗り越え、第4戦富士に出場する23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生。事故の状況や、2ヵ月に渡るリハビリ生活について語った。
6月のスーパーGT第3戦での、身も凍るようなアクシデントから2ヵ月。23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生は、第4戦が開催される富士スピードウェイに姿を見せた。しかも、ドライバーとして無事カムバックを果たすこととなったのだ。
一時は車椅子を使い、入院生活を余儀なくされたという松田だが、富士戦の搬入日には自らの足で歩き、報道陣の前に現れた。そして事故当時のことや、リハビリ生活について口を開いた。
鈴鹿サーキットの130Rで横並びとなったGT300車両と接触し、スピン状態のまま後ろから浮き上がるような形でフェンスに激突した松田の23号車。車両はモノコックを残してバラバラとなったが、松田は激しい衝撃にもかかわらず、意識や記憶を失うことはなかったという。ただ下半身に自力ではマシンを降りられないほどの痛みがあり、ドクターヘリで病院へと搬送された。
「痛みがあったので、大きな外傷がないことを祈っていました。レースをしたい気持ちや、レースに復帰できるのかという不安など、色んな気持ちが巡っていました」と松田は搬送時のことを振り返る。
この事故により松田は、両脚の太ももの付け根部分に筋断裂があり、歩くことができなかったという。これにより、車椅子を利用しながらの長きに渡るリハビリがスタートした。
鈴鹿回生病院の医療チームと共にリハビリを開始した松田は、まずは6月中旬から、車椅子でもできるような上半身を中心としたトレーニングに励み、7月初旬からは足のトレーニングもスタートした。医療チームの協力もあり、かなりペースを上げて体力を戻すことができたという。
「(足が)動かせない時期が長かったので焦りもありましたが、先生の組み立てたプラン通りに順調にリハビリができたので、出場に繋がりました」と語る松田。7月中旬に退院するタイミングで医師からも出場のゴーサインが出され、チームとも協議した結果、第4戦に出場することになったという。
また回復具合については「100%というと嘘になりますが、70〜80%は回復しています」とのこと。特に強い力でブレーキを踏み込まないといけない左足に関しては「ほとんど100%」まで回復しているようで、ドライビングにも支障がないとの判断のようだ。
開幕戦で勝利を収めている23号車は、現在シリーズランキング3番手につけており、タイトル戦線にも加わっている。怪我から復帰した松田が、僚友のロニー・クインタレッリと共にどのようなレースを見せるかにも注目だ。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。