スーパーGT

「最初は大変だったけど大丈夫だったよ!」SFのクラッシュから2ヵ月ぶり復帰のラスムッセンに笑顔。走り慣れた富士でスーパーGT臨戦態勢

スーパーGT第2戦富士でレース復帰を果たすオリバー・ラスムッセンは、2ヵ月の療養が必要だったとはいえ、大変だったのは最初の数週間だけだったと笑顔を見せた。

戎井健一郎

公開日時: 2025/05/02 10:50

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Oliver Rasmussen, #31 apr LC500h GT

写真:: Masahide Kamio

 今季から日本でのレース活動をスタートさせながらも、3月のスーパーフォーミュラ開幕戦でクラッシュして長期離脱を余儀なくされたオリバー・ラスムッセン。彼は5月4日に決勝が行なわれるスーパーGT第2戦富士の現場に元気な姿を見せた。

 鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ開幕戦のフリー走行で、TEAM IMPULの19号車をドライブしたラスムッセンは、デグナーをコースオフしてタイヤバリアに正面から激突。そのインパクトは大きく、背中の痛みを訴えていたラスムッセンは後に胸椎骨折と診断された。

 手術も成功し、術後の経過も良好だったようだが、それでも復帰には2ヵ月を要した。その間に国内レースが過密日程になっていたこともあり、ラスムッセンはスーパーGT公式テスト2回(岡山、富士)、スーパーGT開幕戦岡山、スーパーフォーミュラ第3戦・第4戦もてぎを欠場することになった。

 復帰までの2ヵ月は厳しいものだったのではないかと投げかけると、ラスムッセンは意外にもあっけらかんとしていた。

「いや、大丈夫だったよ」

「もちろん簡単ではなかった。最初の1〜2週間は大変だったけど、その後は順調に回復して、わりとすぐに慣れた。そこから数日で、『万全な状態で力強い形で復帰したい』という気持ちに切り替わった」

「回復にもアップダウンがあったし、超楽勝だったとは言わない。でも少しずつ良くなっていくのが実感できたし、そういう意味では順調だったよ。とにかく問題なかった」

写真: Masahide Kamio

 ラスムッセンは負傷により2度の公式テストを欠場。さらに開幕戦も戦うことができなかった。そのため今回の第2戦はテスト的な立ち位置とみなしているのかと問うと、ラスムッセンはそれを否定した。富士スピードウェイはWEC(世界耐久選手権)でも走ったコースであり、スーパーGTのapr加入後も、エントラント協会主催のテストでLC500h GTを走らせている。準備には時間がかからないと見ているのだ。

「コンディションは違うけど、今年唯一のテストはここ(富士)でやったしね。ここは過去数年連続で走っているのでよく知っている。だからすぐにペースを掴んで、マシンを学ぶべく走行距離を重ねることになると思う」

「だからテストと扱うことはないよ。レースはレースだからね。体調も万全だと思っているし、他のレース週末と同じ心持ちでしっかり戦うつもりだ」

 またスーパーGTの2週間後には、スーパーフォーミュラのオートポリス戦も控えている。依然として苦戦が続くIMPULだが、少しずつパフォーマンス面で前進しているようにも見える。

 オートポリス戦の意気込みに関してラスムッセンは、「まだレースウィークを戦いきれてないから、難しいところだね」としつつ、こう続けた。

「でも、エンジニアとは連絡を取り続けていて、チームとしては前進できていると感じている。代役を務めてくれたリクト(小林利徠斗)も、あと少しで予選Q2に行けそうだったりと、よくやってくれていたしね。細かい点を拾っていくと、ポジティブな要素がいくつも見えてくる」

「インパルと一緒に戦うことに関しては自信を持っている。彼らには素晴らしい歴史があって、本来のポジションに戻れると信じているし、正しい方向に進んでいると思う」

 優しい笑顔がチャームポイントで、「ポジティブさを大切にしているんだ」と語るラスムッセン。日本語も勉強中で、今はひらがなであれば多少の読み書きができると言うから驚きだ。その前向きなエネルギーが、スーパーGT、スーパーフォーミュラ共々チームを押し上げるか。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1登竜門への切符を掴むのは誰だ! 全日本カートEVのドラフト会議開催。インパル、ナカジマら名門チームも新規参入

次の記事 開幕戦での大ダメージから修復の16号車ARTA、モノコック交換免れる。今季は8号車とのシナジーも向上……2台体制パワー炸裂するか?

More from

戎井健一郎



スーパーフォーミュラ初王座にまっしぐらの太田格之進。圧倒的強さの秘訣はLMDhでの経験?「“動くクルマ”を動かさずに速く乗れている」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第8戦:SUGO

4 日前

スーパーフォーミュラ初王座にまっしぐらの太田格之進。圧倒的強さの秘訣はLMDhでの経験?「“動くクルマ”を動かさずに速く乗れている」



現役GT500ドライバーが続々参戦表明の鈴鹿1000km。PONOSからエントリーの牧野任祐もワクワク「すごく盛り上がるレースになるのでは」

Intercontinental GT Challenge

Intercontinental GT Challenge

5 日前

現役GT500ドライバーが続々参戦表明の鈴鹿1000km。PONOSからエントリーの牧野任祐もワクワク「すごく盛り上がるレースになるのでは」



優勝争いに影響与え、波紋を呼んだセーフティカー。運用は規則通り……一方で“モヤモヤ”解消のため改善を求める声

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第8戦:SUGO

5 日前

優勝争いに影響与え、波紋を呼んだセーフティカー。運用は規則通り……一方で“モヤモヤ”解消のため改善を求める声

最新ニュース



フェルスタッペン、最後の母国戦オランダGP用の特別ヘルメットを公開。伝統のデルフト陶器をモチーフに採用

F1

F1 F1

オランダGP

26 分前

フェルスタッペン、最後の母国戦オランダGP用の特別ヘルメットを公開。伝統のデルフト陶器をモチーフに採用



フォーミュラEのドッズCEO、GEN3最終年の印象的な出来事は「F1ドライバーがGEN4マシンに夢中になっていたこと」

フォーミュラE

FE フォーミュラE

ロンドンE-Prix レース1

2 時間前

フォーミュラEのドッズCEO、GEN3最終年の印象的な出来事は「F1ドライバーがGEN4マシンに夢中になっていたこと」



レッドブルが”最強PU”であることに間違いない! FIA、ADUO計測値に自信。しかし将来には微調整の必要もある?

F1

F1 F1

6 時間前

レッドブルが”最強PU”であることに間違いない! FIA、ADUO計測値に自信。しかし将来には微調整の必要もある?



マルティン、今は勝利やランキング首位に「固執しなくなった」2024年初王座がもたらした成長

MotoGP

MGP MotoGP

イギリスGP

6 時間前

マルティン、今は勝利やランキング首位に「固執しなくなった」2024年初王座がもたらした成長

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録