【スーパーGT】GTA坂東会長がレース距離増加について改めて言及。来季は「花火が見られる」時間制レースに?
GTAの坂東正明会長が、来季スーパーGTのレース距離について言及。富士や鈴鹿では500kmレースや500マイルレース、もしくは時間制の長距離レースとなる可能性があることを明かした。
ゴール後の花火
Mobility Land
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)の坂東正明会長は、第8戦富士の期間中に行なわれた定例記者会見の中で、来季のレース距離について改めて言及した。
スーパーGTではこれまで、鈴鹿サーキットでの1000kmレースや富士スピードウェイでの500マイルレースなど、長距離レースがシリーズ戦の中に組み込まれていた。しかしながら、鈴鹿1000kmは2017年で終了、2020年はコロナ禍の影響もあり全戦300kmレースとなった。今季も第2戦富士は500kmレースとして開催されたものの、その他は全て300kmレースとなっていた。
来季以降の長距離レースの開催に関しては、GTAの定例記者会見でも度々話題に挙がってきたが、坂東会長は第8戦富士の場で改めて、レース距離を伸ばす方針であることを明らかにした。
「願望、希望を含めた話になりますが、(レース距離を)長くする予定です」
「ブレーキが最後まで持つサーキットでの長距離レース実施を考えていきます。(ブレーキに厳しい)もてぎは300km、ショートコースでのレースも300kmを予定していますが、鈴鹿や富士は500kmレース、500マイルレースを検討しています」
また坂東会長は、鈴鹿や富士での実施を検討している長距離レースを時間制レースとする可能性も示唆した。WEC(世界耐久選手権)のような長いレース時間になるかどうかは分からないと語る坂東会長だが、レース後に花火が見られるような形にしたいとして、次のように述べた。
「花火を打ち上げられるような時間帯にしたいです。花火をやるとなると、クルマの上に落ちてくる可能性もあるし、消防法の関係もあるので、どこまでできるかは分かりません。ただ、最後に綺麗な花火を見て帰るためには、レース時間が伸びてアタフタしないためにも時間制にする方が良いかなと思い、話をしています」
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