スーパーGT 第7戦:オートポリス

16号車ARTA、“記録更新”タイムでPP獲得も決勝に向けて慎重姿勢崩さず。福住仁嶺「まずはミス無くポイントを」

スーパーGT第7戦オートポリスの予選でGT500クラスのポールポジションを獲得した16号車 ARTA MUGEN NSX-GTの福住仁嶺と大津弘樹は、決勝に向けてミスやトラブルのないレース内容にしたいと慎重な姿勢を崩さなかった。

公開日時: 2023/10/14 9:22

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#16 ARTA MUGEN NSX-GT, Nirei Fukuzumi, HIroki Otsu

 オートポリスで開催されているスーパーGT第7戦。10月14日(土)に行なわれた予選では、16号車 ARTA MUGEN NSX-GTがGT500クラスのポールポジションを獲得した。

 15日(日)の決勝レースに向けてドライバーの福住仁嶺と大津弘樹は、まずはミスやトラブルなくレースを終え、最終戦に向けてチャンピオン争いの望みを繋ぎたいと口を揃えた。

 気温18度、路面温度25度という涼しいコンディションの中行なわれた予選では、Q1を大津が担当し6番手で通過。Q2を担当した福住は、オートポリスでのGT500クラスのコースレコード更新となる1分31秒131をマークして第5戦鈴鹿以来今季2度目のポールを決めた。2番手の19号車WedsSport ADVAN GR Supraに対しては、0.473秒という大きな差をつけた。

 16号車ARTAは今季、開幕からピット作業ミスやペナルティによって好結果を逃していた。第5戦ではFCYも追い風となりポール・トゥ・ウィンを果たしたが、ランキングでは14号車ENEOS X PRIME GR Supraと同点の4番手。トップの3号車Niterra MOTUL Zからは14点ビハインドという状況で今回の第7戦を迎えた。

 オートポリス戦が終われば、今季は残すところ最終戦もてぎのみとなる。予選を終えた大津と福住は、ここでポイント差を縮めるべく持ち前の速さを結果に繋げたいと意気込んだ。

「僕たちは前々回勝ってはいますが、レース内容としてはあまり良いモノではなく、これまでは何かしらのミスやペナルティを必ず1回は受けてしまうようなレースが続いています」

 記者会見でチャンピオン争いについて尋ねられた際に大津はそう語った。

「チャンピオンはもちろん考えていますが、それより先にまずは自分たちのレースをしっかりやれば結果がついてくるんじゃないかなと思います。なのでチャンピオン争いは意識せずに、一戦一戦戦っていきたいと思っています」

 福住も大津の意見に同意した。

「基本的には大津さんと同じです。今年はまともにレースできたのが優勝した鈴鹿の時だけで、その時も走っていないところでミスやトラブルがありました。しかし、そのあたりもチーム力がかなり上がってきていると思いますし、非常に良い流れだと思います」

「ここで優勝できるかできないかで、最終戦の状況もかなり変わってきます。(ランキング上位)2台とのポイント差はちょっと離れているので、そこに追いつかないと勝負権も無くなってしまうと思うので、最終戦に向けて少しでも楽になれるように、ミスなく、なるべくポイントを獲りたいと思います」

#16 ARTA MUGEN NSX-GT, Nirei Fukuzumi, HIroki Otsu

#16 ARTA MUGEN NSX-GT, Nirei Fukuzumi, HIroki Otsu

Photo by: Masahide Kamio

 なお、コースレコード樹立でのポールポジション獲得となった福住は、涼しいコンディションから好タイムが狙えるはずだとセッション前から分かっていたという。

 僚友大津からも「素晴らしいドライバーだと思った」と賞賛が贈られた福住は、予選に向けたアプローチを次のように振り返った。

「雨が降った後のコンディションが変わる中で比較していかなきゃいけなかったので、練習走行の走り始めはコンディションとしてもかなり難しかったと思います。僕が最初に走り、後半は大津さんが走りましたが、何が正解で何がダメだったのかというところも、細かいアジャストやフィードバックを通じて予選で良いクルマを仕上げられたと思います」

「Q1は大津さんが走りましたが、専有走行では赤旗が出てしまったのでニュータイヤで1度もアタックできていないんです。そういう中でもQ1をちゃんと通ってくれて、僕にチャンスがやってきました」

「選択したタイヤの状況も悪くないですし、チームのみなさんのおかげで、あれくらいのタイム差を作ることができたので、非常に良い予選だったと思います」

 そして福住は次のように続けた。

「今までオートポリスを走ってきた中でも、今回はかなり気温と路面温度が低い印象だったので、走り始めからタイムが出てきましたし、予選でもコースレコードを超えられるんじゃないかという期待はありました。良かったです」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 どうなるタイトル争い? 16号車ARTAが今季2度目PP。ランキング上位3傑が揃ってQ1敗退|スーパーGT第7戦オートポリス予選

次の記事 GT300コースレコード更新の2号車muta。決勝にも大いに手応え……平良響「オートポリスの450kmと聞いただけで、おっ! これはいけると思っていた」

More from

福住 仁嶺



福住仁嶺が今季2勝目……しかし喜びは控えめ「セーフティカーのタイミングに恵まれたので、正直素直には喜べない」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第8戦:SUGO

1 ヵ月前

福住仁嶺が今季2勝目……しかし喜びは控えめ「セーフティカーのタイミングに恵まれたので、正直素直には喜べない」



ハース&トヨタのTPCは、日本のドライバーに”F1という夢”を感じさせる絶好の機会。福住仁嶺「難しいと思っていた夢が、また現実味を帯びてきた」

F1

F1

ハース富士TPC

2 ヵ月前

ハース&トヨタのTPCは、日本のドライバーに”F1という夢”を感じさせる絶好の機会。福住仁嶺「難しいと思っていた夢が、また現実味を帯びてきた」



福住仁嶺、F1初走行。ハースのVF-25で富士スピードウェイを走る! しかし”涙”はお預け「集中しすぎて、感動どころではなかった」

F1

F1

ハンガリーGP

2 ヵ月前

福住仁嶺、F1初走行。ハースのVF-25で富士スピードウェイを走る! しかし”涙”はお預け「集中しすぎて、感動どころではなかった」

More from

Autobacs Racing Team Aguri



ARTA MUGENの大津弘樹に、予選Q1でのクラッシュについて訊く「跳ねた時の挙動が大きかった……でも結果としては僕のミス」

スーパーGT

スーパーGT

開幕戦:岡山

5 ヵ月前

ARTA MUGENの大津弘樹に、予選Q1でのクラッシュについて訊く「跳ねた時の挙動が大きかった……でも結果としては僕のミス」



今季ノーポイントの16号車無限ARTAが鈴鹿でPP獲得! 課題だったロングランに光明。佐藤蓮「先頭スタートから逃げ切りたい」 

スーパーGT

スーパーGT

第5戦:鈴鹿

2025/08/23

今季ノーポイントの16号車無限ARTAが鈴鹿でPP獲得! 課題だったロングランに光明。佐藤蓮「先頭スタートから逃げ切りたい」 



お待たせしました! ホンダ・シビック、スーパーGTで初優勝。野尻智紀&松下信治「僕らが達成できてよかった」

スーパーGT

スーパーGT

第4戦:富士

2024/08/04

お待たせしました! ホンダ・シビック、スーパーGTで初優勝。野尻智紀&松下信治「僕らが達成できてよかった」

最新ニュース



”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

36 分前

”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」



スプリントは半分くらいの数が妥当? クアルタラロ「年間1012戦なら嬉しい。F1と同じにすべき」

MotoGP

MGP MotoGP 1 時間前

スプリントは半分くらいの数が妥当? クアルタラロ「年間10
12戦なら嬉しい。F1と同じにすべき」



フェラーリとの契約更新前、他チームとも交渉していたルクレール。“21世紀のジル・ビルヌーブ”には跳ね馬残留が最適解なのか?

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

13 時間前

フェラーリとの契約更新前、他チームとも交渉していたルクレール。“21世紀のジル・ビルヌーブ”には跳ね馬残留が最適解なのか?



FIAとACO、2037年末までの長期契約を締結。”WEC分裂”の憶測を払拭。FIA会長「世紀の大契約だ!」

WEC

WEC WEC

Fuji

13 時間前

FIAとACO、2037年末までの長期契約を締結。”WEC分裂”の憶測を払拭。FIA会長「世紀の大契約だ!」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録