星野一樹、久々の表彰台獲得に男泣き。残り2戦でさらなる逆襲誓う

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星野一樹、久々の表彰台獲得に男泣き。残り2戦でさらなる逆襲誓う
執筆: 松本 和己
2018/09/18 11:21

第6戦SUGOで今季初表彰台を獲得した#10 GAINER TANAX triple a GT-Rの星野一樹は、マシンの中で思わず涙が出て来たと明かした。

 スポーツランドSUGOで開催されたスーパーGT第6戦。GT300クラスの2位を獲得した#10 GAINER TANAX triple a GT-Rの星野一樹は、今季これまで続いていた苦しい戦いを振り返り、思わず涙が出て来たと語った。

 レース後、星野は開口一番「本当に良かったです!」と嬉しさを爆発させた。

「今季は途中から速さを見せることができていたんですけど、なかなか結果に繋げられなくて……」

「チームが持ってきてくれたクルマが本当に素晴らしくて、フリー走行の最初からこのまま決勝にいきたいというくらいクルマが決まっていました。今回に向けて準備をしてくれたヨコハマタイヤさんも、もう1台の11号車(GAINER TANAX GT-R/ダンロップタイヤ)に今までやられっぱなしで悔しかっただろうし……今回、完璧なタイヤを持って来てくれました」

「予選は5番手だったんですけど、決勝を力強く戦えるというタイヤ選択だったので、自信を持って決勝に臨みました」

 スタートを担当したのは吉田広樹。1周目から次々とポジションを上げ、4周目には4番手に浮上する好走を見せた。

 37周目にステアリングを受け継いだ星野は「吉田がスタートスティントで良い仕事をしてくれました。展開もかなり味方をしてくれて後ろとのギャップがありました」とレース展開を振り返った。

「僕は2位を守りながらなんとか前を追いかけて、何かがあった時にいつでもトップに立てるような仕事をしないといけなかったんです。最初の10周くらいはプッシュしたんですけど、タイヤの内圧が上がってしまって途中からプッシュができなくなりました。そこは自分でも見直さないといけない部分です。あとは後ろとの差を無線で聞きながら、離していくことができていました」

「なかなかトップを追いかけることができなくて悔しかったです。今季ここまで苦しい戦いが続いていたので、まずは2位表彰台でホッとしています」

 星野本人にとっては2016年の第6戦タイ以来、吉田にとっては、第3ドライバーとして参戦し決勝での走行機会がない中で獲得した2012年の鈴鹿1000km優勝以来の表彰台となった。

 また今季から日産GT-R NISMO GT3は新型のエボルーションモデルを投入し、GAINERはタイヤメーカー違いで2台を参戦させているが、ダンロップタイヤを使用する11号車が第2戦富士で3位、第4戦タイで優勝と先に成績を残していた。それだけに今回の2位という結果に、星野の喜びもひとしおだった様子。マシンの中で、思わず”男泣き”をしてしまったという。

「吉田も自分がドライブして表彰台っていうのはGT初だって言っていたし、本当に嬉しかったですね。クルマの中で涙が出てきました。ここまで本当に苦しかったので……」

「今年GT-Rが新車になって自分たちが先に勝ちたかったんですけど、先に11号車が勝って……同じチームだから嬉しかったんですけどやっぱり悔しい気持ちもすごくあったから、まずは表彰台を獲得できてホッとしています」

 今季も残すところあと2戦。星野は、諦めずに今季初優勝を狙っていくと意気込んだ。

「残り2戦で必ず優勝できるように、吉田やチームと頑張っていけたらなと思っています。オートポリスはテストも調子良かったので、すごく自信持っています。前にポールを獲ったこともあるし、GT-Rもすごく速いのでまだまだ全然諦めてないです。タイトルは厳しいかもしれないですけど、とにかく勝ちたいですね」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第6戦SUGO
サブイベント 日曜日 レース
執筆者 松本 和己
記事タイプ 速報ニュース