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第2戦GT500予選|23号車NISMO、驚異の1分26秒台。レコード更新の圧倒的ラップでPP奪取

2019年のスーパーGT第2戦富士500kmレースのGT500クラス予選が行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-Rがポールポジションを獲得した。

#23 MOTUL AUTECH GT-R

写真:: Masahide Kamio

 スーパーGTの2019年第2戦FUJI GT 500km Raceの予選が行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-RがGT500クラスのポールポジションを獲得した。

 晴天に恵まれた富士スピードウェイ。ゴールデンウィークの10連休の真っ只中ということもあり、予選日から多くのお客様がスタンドを埋めた。そんな中、GT500クラスの予選が行われ、とんでもないタイムが記録されることとなった。

予選Q1:開幕戦勝者、そして昨年王者に試練の刻

 晴天の空の下行われた予選Q1。気温21度、路面温度41度というコンディションである。

 セッションが開始しても、各車とも良いコンディションでの走行を狙い、なかなかコースインしていかない。

 そんな中、最初にコースインしていったのは、#19 WedsSport ADVAN LC500。それでも、15分のセッションの残り時間が10分を切った後のことだった。コクピットには、坪井翔が乗り込んだ。その後#12 カルソニック IMPUL GT-R(ジェームス・ロシター)、#36 au TOM'S LC500(関口雄飛)らがコースイン。そして残り8分を切ると、その他の各車も続々とコースに出ていった。最後のコースインは#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)で、残り6分半という時点までピットに留まっていた。

 各車2〜3周を使い、タイヤにゆっくりと熱を入れていく。

 そんな中、最初に1分30秒を切るタイムを計測したのは、最後にコースインした#17 KEIHIN NSX-GT。1分28秒184だった。しかし#38 ZENT CERUMO LC500(石浦宏明)は、これをあっさりと更新して1分27秒740。#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)が2番手に上がった。

 平川亮が乗る#37 KeePer TOM'S LC500がさらにこれを更新し首位に浮上。これでは終わらず、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの平手晃平も37号車を上回り、首位を奪い、チェッカーとなった。

 結局#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが首位でQ1を通過。#37 KeePer TOM'S LC500、#38 ZENT CERUMO LC500とトップ3が続いた。

 Q1を突破したのは、GT-Rが3台(3号車、23号車、12号車)、LC500が3台(37号車、38号車、39号車)、NSX-GTが2台(17号車、16号車)という結果に。開幕戦を勝った#8 ARTA NSX-GT(10位)や、昨シーズン王者#1 RAYBRIG NSX-GT(1号車)、#36 au TOM'S LC500(36号車)などがここで脱落となってしまった。

予選Q2:23号車NISMO、驚異の26秒台。コースレコード更新!

 GT300クラスの走行を挟み行われた、GT500クラスの予選Q2。#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹)を先頭にコースインしていった。最後にコースインしたのは、公式練習でトップタイムを記録した#23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)。威風堂々とコースに出ていった。

 まずアタックラップをまとめようとしたのは、ベルトラン・バゲットが乗る#17 KEIHIN NSX-GT。セクター1とセクター2ではかなり良いペースで走ったが、セクター3でタイムを失い、1分30秒を切ることができなかった。ただ、#17 KEIHIN NSX-GTはQ1に引き続いて各車より早いタイミングでのアタックを行なっており、その戦略が気になるところだ。

 そんな中、最初に1分30秒を切ったのは#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(中嶋大祐)。しかし#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路)が1分27秒761でこれを上回ると、その直後に#17 KEIHIN NSX-GTが今度こそ1周をまとめ切って首位に浮上。#16 MOTUL MUGEN NSX-GTらも立て続けにトップタイムを更新していく。

 #37 KeePer TOM'S LC500のニック・キャシディが1分27秒105と従来のコースレコードを上回るラップタイムを記録して首位に浮上。これでポールポジション決定かと思われた。しかしその直後……セクター1と2が振るわなかった#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリが、セクター3だけでタイムを大きく更新。唯一1分27秒を切る、1分26秒871というとんでもない記録を叩き出す。これは、これまでの富士スピードウェイのGT500クラスのコースレコードを約0.5秒上回る驚異的なモノだった。

 #37 KeePer TOM'S LC500は結局0.234秒差の2番手、以下#12 カルソニック IMPUL GT-R、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R、#16 MOTUL MUGEN NSX-GTとなった。

→【リザルト】スーパーGT第2戦富士500kmレース予選タイム結果

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