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”走路外走行”でQ1突破ならずも……2戦目のマクラーレン720Sに、ドライバー2人が手応え

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”走路外走行”でQ1突破ならずも……2戦目のマクラーレン720Sに、ドライバー2人が手応え
執筆:
2019/05/03 13:56

走路外走行を問われ、スーパーGT第2戦富士の予選でQ1敗退となった#720 McLaren 720S。しかしチームのふたりのドライバーは、そのマシンの仕上がりに大きな手応えを感じていると語る。

 富士スピードウェイで行われている2019年のスーパーGT第2戦。そのGT300クラスの予選で、参戦2戦目となる#720 McLaren 720Sは、予選Q1で18番手となり、Q2に駒を進めることができなかった。

 当初#720 McLaren 720Sは、アレックス・パロウのドライビングにより、9番手でQ1を突破したと思われていた。しかしながらこのタイムアタック中、パロウは走路外走行をしたとして、当該タイム抹消されてしまう……、その結果、前述の通り18番手となってしまったのだ。

 とはいえチームのドライバーたちは、今回のマシンの仕上がりに大きな期待をしている。

「とても良いパフォーマンスだったと思う。でも、トラフィックに引っかかってしまったし、縁石の内側を通らなければいけなかった。それでその周回は抹消されてしまったんだ……でも、僕らのパフォーマンスはとても良かったはずだ」

 パロウがそう語れば、チームメイトの荒聖治も次のように語る。

「クルマのセットアップは、今めちゃくちゃ良い感じです。コーナリングがすごく良いんです。このクルマは、ダウンフォースの使い方がよく考えられているし、サスペンションのメカニカルグリップも、改善に改善を重ねて、今かなり良いゾーンに入っていると思います」

 ただマクラーレン720Sは、厳しいBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)を課せられており、直線スピードの不足に悩まされている。パロウは言う。

「マシンのパフォーマンスは、十分ではないと思う。BoPのせいで、パワーが少なすぎるんだ。最終コーナーからフィニッシュラインまでの間で、大きくタイムを失っている。それはとても残念なことだ」

「トップスピードが足りない……それについては大したことはできないけど、決勝では最大限のことをするつもりだ」

 荒もトップスピードの不足を訴えつつも、決勝レースで好ペースを維持することを目標としていると語った。

「BoPは厳しいですが、今後このBoPが我々にどう味方してくれるのか、それは分かりません。でも、そのチャンスが来たときにしっかりとそれを掴むための準備は万端だと思っています。クルマはしっかりとまとまってきていますから」

「500kmの長いレースをしっかりと良いペースで走り切って、色々なデータや実績、手応えを掴むことができれば、今後のレースに確実に繋がると思っています」

 ただ荒は、この時季はタイヤの選択が非常に難しいと語る。

「4月とか5月は、特に難しいです。路面温度がどのくらいになるのかという点だけで、持ち込んだタイヤのパフォーマンスがどうなるのか、それが分かれてしまうことになります。時季としてはすごく難しいです」

 ただ、予選時のパフォーマンスについては、大いに手応えを感じたという。

「予選時は、すごく良いパフォーマンスを出すことができました。ロングランでも、そのパフォーマンスが出ていれば、良いと思います。作動温度領域から少し外れて、スライド量が増えてしまうと、摩耗などが心配になってきます」

 その決勝レースには、”雨が降るかもしれない”という予報も出ている。

「明日は、ちゃんとしたパフォーマンスが出せる天候になれば良いなと思います。急変するかもという予報もありますが……穏やかに過ごしたいですね」

「今回の決勝は、時間もすごく長いです。そのため、スタートとゴールでは路面温度も違うでしょう。そんな状況でも、安定して走ることができれば良いと思っています」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第2戦:富士
サブイベント Qualifying
ドライバー 荒 聖治
チーム Team Goh
執筆者 田中 健一