無限、本番カラー発表! 笹原右京「レッドブルは憧れの会社……”常に本気”のイメージ」
レッドブルカラーとなった、2020年シーズン用のNSX-GTを発表したTEAM MUGEN。中野信治監督と武藤英紀、笹原右京のふたりのドライバーが、シーズン開幕へ向け意気込みを語った。
TEAM MUGENが、2020年シーズンのスーパーGTを戦うNSX-GTのマシンカラーリングを発表。プロモーションムービーも同時に公開した。
【ギャラリー】TEAM RedBull MUGEN、2020年カラーリング
今季からTEAM MUGENは、Red Bull Japanがメインスポンサーに就任。マシンのカラーリングが大きく変更された。そのため、チーム名は「TEAM Red Bull MUGEN」に、車両名も「Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT」となった。
「今シーズンレッドブルカラーをまとって参戦させていただくことになったのですが、レッドブルさんのイメージでいうと、常に本気の集団。決して手を抜かず、何事にも全力で取り組む……自分自身としてもレッドブルは憧れのカンパニーのひとつでもあったので、今回一緒に参戦できることを嬉しく思います」
そう語るのは、今季からTEAM MUGENの一員に加わった笹原右京だ。
「そのために全力で、チームのためにもレッドブルのためにも全力で頑張っていきたいと思います」
笹原はそう意気込みを語った。その笹原のチームメイトを務めるのは、武藤英紀だ。
「スピード感、臨場感ある画を撮るために、色々な試みをしながら撮影しました」
そう撮影秘話を語った武藤は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出できない中でシーズンに向けた準備を進めてきた難しさを明かした。
「クルマに乗るのが一番のトレーニングだし、調整にもなります。自粛生活で外出もできませんでしたから、自分の家の中でできることをやりました。そしてマシンのメカニズムを知ろうと、かなり(資料を)読み込んだりもしました」
そう武藤は語る。
「自粛が解除されてからは、トレーナーの施設を使わせてもらったりして、フィジカル面のトレーニングをしました。ほとんど毎日通っていたと思います」
「テストやレースが始まると、あまりトレーニングできません。調整くらいしかできないんですよ。でも今回は追い込むトレーニングを1ヵ月くらい行なうことができたので、今の身体はすごく良い状態なんです。だから(シーズン開幕を)楽しみにしています」
チームを率いていく中野信治監督は、今回の撮影も、チームにとっては重要な時間になったと語る。
「モータースポーツはチームスポーツですから、形にしていくための作業はとても重要なことです。これからチームとしてやっていく中で、お互いのことを知り、ひとつになる感覚を感じるというのはとても大切です。今回はそのための時間だったと、監督の立場としてはそう思っています」
「TEAM MUGENとして、新しくレッドブルさんと仕事を進めていくにあたり、単純にマシンを走らせるだけではなく、今回の撮影も含めたプロモーションのために、いろいろな方々が関わっています。この時間を無駄にしないようにしたいですし、十分に使い切れていると思います」
またエントラント代表の手塚長孝も、次のようにコメントを寄せた。
「TEAM MUGENには、長年レースに参戦してきた歴史があります。会社としての経験値を思う存分発揮して、レッドブルさんとスーパーGTで絶対に勝つという想いでやっていきたいです。結果を残し、レッドブルさんに恩返しをしたいと思っています」
2020年のスーパーGTは、新型コロナウイルスの影響により、開幕が大幅に遅れた。しかし6月27〜28日に公式テストを行ない、その後7月18〜19日についに開幕戦を迎える。どちらも舞台は、富士スピードウェイだ。
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